BigBossは最大1,111倍のレバレッジを使える海外のFX業者です。
そんなBigBossを使うにあたって、ゴールドをメインにトレードしてみようかとお考えの人もいるのではないでしょうか。
しかし、そもそもBigBossにゴールドの取り扱いはあるのでしょうか。
また仮にあるとしても具体的な取引条件はどのようになっているのでしょうか。
そこで今回はBigBossのゴールドについて分かりやすく解説していきます。
BigBossのゴールドを分かりやすく解説
BigBossはゴールドも取引可能
BigBossはゴールドのトレードもできます。
ただし、一般的な海外FXとはシンボルが違います。
一般的なFX業者のゴールドのシンボルは「XAU」。
ゴールドの元素記号であるAUが由来です。
対して、BigBossのゴールドのシンボルは普通に「GOLD_USD」になっています。
ゴールドの通貨ペアをプラットフォームへ追加しようとして「XAU」で検索してもヒットしないので注意しておきましょう。
また、シンボルでお気づきかと思いますが、BigBossのゴールドはドル建てです。
したがって、クロス円のゴールドは取引不可能です。
BigBossのゴールドはCFD
BigBossのゴールドは、決済差額だけをやり取りする「CFD」と呼ばれる取り引きに分類されます。
実物資産の受け渡しなしに決済差額「だけ」がやり取りされるため、いくらBigBossでゴールドを購入したとしても実際のゴールドは入手できません。
そうした資産運用に興味のある人はBigBossではなく普通の金融機関の金積立などを利用しましょう。
ちなみに、すでにお気づきかもしれませんが、普通の為替FXもまた広い意味ではCFDです。
しかし、慣例的に為替FXは「FX」、それ以外のゴールドやエネルギーなどの銘柄を「CFD」と読んで区別されています。
とくに断りがなければ、一般にCFDと呼ばれるときは為替以外の商品取引を想定しておきましょう。
BigBossのゴールドのスプレッド
BigBossのゴールドのスプレッドは変動制です。
スプレッドはマーケットの状況に応じて広がったり狭まったりします。
参考までに、現時点でのスタンダード口座のゴールドのスプレッドは2.4pipsです。
他社と比較しても平均的かやや狭いといったところでしょうか。
ちなみに、かつてのBigBossのゴールドは非常にスプレッドが広いことで有名で、率直にいってかなり不利な環境でした。
しかし、2022年はじめにゴールドのスプレッドは大幅に引き下げられ今の水準となりました。
現状についてはむしろかなりトレードしやすい環境といってもよいのではないでしょうか。
ただし、BigBossのゴールドはスプレッドの狭い口座タイプであるプロスプレッド口座には取り扱いがありません。
ゴールドをトレードしたい人はスタンダード口座を利用しましょう。
BigBossのゴールドのスワップポイント
BigBossのゴールドのスワップポイントもまた変動制です。
参考までに、現時点でのゴールドのスワップポイントは売りが5.24、買いが-15.22でした。 買いのマイナススワップがかなり大きめです。
現時点では、ちょうど小規模な金融不安が起きているところなのでその影響でしょうか。
ヘッジで利用するとしても、できれば早めに決済しておくべきかもしれません。
なお、BigBossのゴールドのスワップポイントも為替同様に水曜日は3倍になります。
水曜日のマイナススワップにはとくに注意しておきましょう。
BigBossのゴールドのレバレッジ
BigBossのゴールドの最大レバレッジは1,111倍です。
一般的に、ゴールドのようなCFDのレバレッジは控えめに設定されることも珍しくありません。
しかし、BigBossでは通常のFXと同じレバレッジが適用されています。
ただし、BigBossは口座残高が多いほど最大レバレッジが低くなる制限を設けています。
数百万円規模のトレードになるまでは無関係ですが、動かす資金が多くなったら注意しておきましょう。
もっとも、国内業者のゴールドにくらべれば、制限を受けたBigBossのレバレッジでもまだ桁違いに高い倍率です。
よほどのハイレバレッジを求めるのでなければ不満を感じることもないかと思います。
BigBossのゴールドの取引時間
BigBossのゴールドの取引時間は月曜日08時~土曜日07時までです。
FXに準拠していますが、若干のずれはあります。
具体的には、FXにくらべて取引可能な時間が1時間短くなっています。
微細な違いではありますが、一応は気に留めておきましょう。
また、BigBossのゴールドもまたサマータイムの影響を受けます。
そのため3月~11月の期間は取引時間が1時間前倒しになります。
ただ、2023年より米国はサマータイム恒久化になる予定です。
BigBossもそれにともなって、11月以降のサマータイムから冬時間への切り替えがなくなる可能性もあるかもしれません。
BigBossのゴールドの契約サイズ
BigBossのゴールドの契約サイズは100です。
契約サイズはコントラクトサイズとも呼ばれ、要するに取引単位です。
たとえば、ゴールドの価格が1,920ドルだったとしたら、1ロットあたりの取引額は「1,920ドル×100=192,000ドル」になります。
金額としてはかなり高額に登ります。
とはいえ、先ほど解説したようにBigBossのゴールドの最大レバレッジは1,111倍。
そこまで潤沢な証拠金は必要ありません。
資金難でゴールドに手を出せないということはまずないでしょう。
BigBossのゴールドの特徴
BigBossの、というわけでもないのですが、ゴールドは一般的にリスクヘッジに使われます。
株式投資や為替とは違い、ゴールドは貴金属としての実態の価値があります。
そのため、金融市場が不安に包まれているときほどゴールドの価値が相対的に上がっていく傾向にあります。 昔から「有事の金」と呼ばれるほどです。
ゴールドはその値動きの荒さから高いリターンを狙うのにも適しており、BigBossの最大レバレッジはそれに拍車をかけています。
しかし、どちらかといえば本来はリスクヘッジ向きの銘柄です。
もちろん、どういった使い方をするかはスタンス次第ですが、セオリーは一応把握しておくことをおすすめします。
BigBossのゴールドを分かりやすく解説 まとめ
BigBossはゴールドのCFDもトレード可能です。
最大レバレッジは為替FXと同じ1,111倍でスワップポイントが発生することも同様です。
また、かつてのBigBossのゴールドはスプレッドが広いことで有名でしたが、今は十分以上に縮小しています。
残念ながらプロスプレッド口座には取り扱いがないのは玉に瑕ですが、ゴールドメインでトレードするのも悪くないように思えます。
ただし、BigBossのゴールドはシンボルがXAUではなくGOLDです。
他社と同じように検索しても見つからないことがあるので注意しておきましょう。