海外のFXブローカーの中でも、日本人トレーダーの登録者を増やしているBigBoss。
そんなBigBossをこれから利用してみたいと考えている人の中には、BigBossの取引で手数料がどれくらいかかるのか気になるという人もいるのではないでしょうか。
BigBossでは取引の内容や、利用する口座タイプなどによっても手数料の条件が異なってきます。
そこで今回は、BigBossの手数料について詳しく調べてみました。
BigBossの手数料を分かりやすく解説
BigBossの手数料は取引内容によって、以下のようなものが発生します。
- 注文や決済時に発生する取引手数料
- 売値と買値の差額となるスプレッド
- 一定時間をまたいでポジションを保有することで発生するスワップ
- 出金手数料
基本的にBigBossで発生する手数料は、上記の4種類です。 また利用している口座タイプによっても手数料の発生条件が変わってくる可能性がありますので、それぞれの手数料について詳しくみていきましょう。
BigBossの手数料 注文や決済時に発生する取引手数料
BigBossでトレードを行う際に発生する1つめの手数料が、取引手数料です。
注文や決済を行う際に発生する手数料となっていますが、開設する口座タイプによっても手数料の条件が異なります。
BigBossで開設できる口座タイプには「スタンダード口座」「プロスプレッド口座」「FOREX口座」の3タイプが用意されていますが、取引手数料の条件は口座ごとに以下の通りです。
- スタンダード口座...取引手数料なし
- プロスプレッド口座...1Lotあたり片道4.5ドルの取引手数料が発生
- FOREX口座...片道あたり0.2%の取引手数料が発生
開設する口座タイプによって、かなり取引手数料の条件が変わってくることがわかりますね。
一番取引手数料がかからないのはスタンダード口座となっていますが、スタンダード口座は取引手数料が発生しない代わりにプロスプレッド口座に比べて売値と買値の差額であるスプレッドが広めにとられています。
またプロスプレッド口座は1Lotの取引あたり片道4.5ドルの取引手数料が発生しますので、注文と決済の往復では取引手数料が9ドルほど発生するというルールです。
取引手数料自体は高い印象がありますが、代わりに売値と買値の差額であるスプレッドが他の口座タイプよりも狭く設定されています。
さらにFOREX口座はトレーディングシステムのFOREXを利用するための専用口座になっていますが、取引手数料が片道0.2%発生しますので、注文と決済で往復0.4%分の手数料が発生することになるでしょう。
BigBossの手数料 売値と買値の差額であるスプレッド
BigBossの手数料として、取引手数料同様にポジションを保有することで発生するのがスプレッドです。
スプレッドとは同じ通貨ペアの同じタイミングで発生する売値と買値の差額のことであり、「見えない手数料」とも呼ばれています。 先ほど紹介した注文や決済時に発生する取引手数料と同様に、スプレッドも口座タイプごとに幅が異なる設定です。
またBigBossのスプレッドは、変動方式が採用されていますのでリアルタイムの価格変動によりスプレッドが広がったり狭まったりと常に変動します。
そのため一概に、BigBossのスプレッドが広いとか狭いと断定することはできないのですが、ここではBigBossのスタンダード口座とプロスプレッド口座の平均スプレッドをみていきましょう。
BigBossの平均スプレッド比較一覧
- USD/JPY...スタンダード口座1.7pips/プロスプレッド口座0.6pips
- EUR/USD...スタンダード口座1.9pips/プロスプレッド口座0.9pips
- GBP/USD...スタンダード口座2.5pips/プロスプレッド口座1.4pips
- AUD/USD...スタンダード口座1.8pips/プロスプレッド口座0.9pips
- EUR/JPY...スタンダード口座2.3pips/プロスプレッド口座1.1pips
- GBP/JPY...スタンダード口座2.9pips/プロスプレッド口座1.7pips
- AUD/JPY...スタンダード口座2.2pips/プロスプレッド口座1.3pips
このように同じ通貨ペアであっても、スタンダード口座とプロスプレッド口座では、1pips以上スプレッド差が生じている通貨ペアがほとんどです。
プロスプレッド口座の方がスプレッドは狭いのですが、スプレッドだけに焦点を合わせすぎずに取引手数料も加味しながらよりコストが安くなりやすい口座タイプを選んでいく必要があります。
自分の普段の取引量などを確認しながら取引手数料とスプレッドを踏まえて、口座タイプ選びの参考にしてください。
BigBossの手数料 一定時間をまたいでポジションを保有することで発生するスワップ
BigBossでは注文や決済のタイミングだけはなく、ポジション保有中に手数料が発生する場合もあります。
その手数料がスワップポイントと呼ばれるものです。
一般的に為替FXトレードで発生するスワップとは通貨ペアごとの金利差になりますので、保有している通貨銘柄や保有しているポジションによってはスワップ分の手数料を支払う場合もあればもらえる場合もあります。
そのためBigBossでも保有しているポジションによっては、スワップ分の手数料をもらえるという可能性もあるのです。
BigBossでは「営業当日のセッション終了時」をまたいでポジションを保有することによりスワップが発生し、夏時間の場合には日本時間の6時、冬時間だと日本時間の7時をまたいでポジションを保有するとスワップが発生します。
BigBossの手数料 出金手数料
BigBossでは入金手数料は基本的に無料となっていますが、出金をする際には出金手数料が発生する場合があります。
BigBossを利用している日本国居住者の場合、銀行出金またはbitwalletでの出金を利用していくことになりますが、それぞれの出金手数料は下記の通りです。
- 銀行出金...日本の銀行への出金の場合一律2000円
- bitwallet...出金手数料なし
BigBossから日本の銀行に出金する場合には、一律で2000円ほどの手数料が徴収されます。 対して、BigBossからbitwalletへの出金は、手数料が発生しません。
ただしbitwalletから銀行口座などbitwalletから外部への出金手続きを行う場合には、bitwallet側で別途の送金手数料を徴収しています。
bitwalletを利用する人は、bitwallet側の出金手数料も一緒に確認しておくとよいでしょう。
BigBossの手数料を分かりやすく解説まとめ
今回は、BigBossの手数料について詳しく調べてみました。
BigBossでは、トレードや出金などの取引方法を利用することで、手数料が発生します。
BigBossでの取引で手数料負けを起こさないためにも、事前にどれくらいの手数料が発生するのかを確認しておきましょう。