BigBossの税金の計算方法はどのようにはじめたらいいの?
確定申告をはじめるタイミングがよくわからない。
国内FXと海外FXのBigBossの確定申告における税金区分や計算方法にはどのような違いがあるの?
あなたは今、このようにお考えですよね。
BigBossは最大999倍でレバレッジ取引ができ、着実に日本人ユーザー数を増やしつつある海外FXブローカーです。
ここではBigBossの税金の計算方法と確定申告について詳しくみていきましょう。
BigBossの税金の計算方法と確定申告を分かりやすく解説
BigBossの税金の計算方法は「確定申告」で行う
確定申告とは、1月1日からの年間所得が一定を超えた場合、翌年3月15日までに所得税の計算をして税務署へ納税することをさします。
所得税とは、BigBossをはじめとした「儲け」に対して発生する税金をさします。
ただし1年間の所得が一定を超えた一定を超えても、BigBossや税務署から納税通知や確定申告のお知らせは届きません。
ではどのように確定申告をスタートさせるのかというと、1年間におけるBigBossの損益や経費を自己管理して一定を超えた場合に自己判断でスタートします。
もし確定申告の対象者であったのにもかかわらず怠たったことが税務署に発覚した場合、重税のペナルティが課せられます。
確定申告をしなくてもバレないのではと考える方もいるでしょうが、バレる可能性は高いため必ず手続きをして税金を納めましょう。
BigBossの確定申告の税金区分と計算方法における国内FXとの違い
BigBossなどの海外FXと国内FXにおける確定申告の税金区分には、以下のように違いがあります。
- BigBossなどの海外FX:雑所得の総合課税
- 国内FX:雑所得の申告分離課税
確定申告の税区分に応じて税金の計算方法にも違いがあるため、これまで国内FXを利用した方は注意しなければいけません。
まず確定申告で必要になる税務上の「所得」は10区分されており、給与所得・事業所得・配当所得・不動産所得・雑所得などに分類されています。
総合課税と申告分離課税の確定申告や税金の計算方法で必要になる所得は、以下のような違いがあります。
- 雑所得の総合課税:10つの所得の合計額をもとに「年間所得」を算出し、異なる所得同士での損益通算はできない
- 雑所得の申告分離課税:申告分離課税に分類される所得だけで「年間所得」を算出する
よって分離申告課税にあたる国内FXは、国内FXだけで所得を算出できますが、BigBossなどの海外FXはFXに無関係な所得とともに算出しなければいけないことがふたつの違いです。
国内FXも異なる所得との損益通算は認められていませんが、繰越損失は認められているため海外FXのBigBossなどよりも国内FXは税制上有利と言えるでしょう。
確定申告における税金の計算方法は、年間所得に応じて税率を乗じて行います。 税率は国税庁ホームページの累進課税税率を参考にしてください。
- 雑所得の総合課税の税率:【所得税】年間所得に応じて5%~45%【住民税】一律10%→【税率の合計】15%~55%
- 雑所得の申告分離課税の税率:【所得税】一律15%【住民税】一律5%→【税率の合計】20%
さらに雑所得の総合課税では、195万円を超えると年間所得に応じて「控除額」が適用されるため「年間所得-控除額」から所得の計算を行います。
控除額が適用されることから、国内FXと近い税率が適用される695万円以下くらいまでは、税金は有利になると考えられるでしょう。
BigBossの税金の計算方法と確定申告に必要な「所得」とは?
BigBossの税金の計算方法と確定申告は、年間所得をもとに行うと解説しました。
前述の通り、総合課税に分類されるBigBossの所得は、雑所得を含む給与所得・事業所得・配当所得・不動産所得など全10所得で算出する一方、損益通算はできません。
BigBossの税金の計算方法と確定申告の「所得」に給与所得を含めるケースと含めないケース
では給与所得についてですが、BigBossの所得と一緒に税金の計算方法をして確定申告するケースとしないケースがあります。
給与を得ている方は、職場で年末調整を行い源泉徴収されるため、BigBossの所得と一緒に税金の計算方法をして確定申告する必要はありません。
給与所得をBigBossの所得に含めなければいけない方は、年収2000万円を超える給与を稼いでいて所得で源泉徴収されない方に限られるためご注意ください。
公的年金や退職金を受け取っている方も、BigBossの確定申告の所得に影響を与える可能性がありますのでご注意ください。
BigBossの税金の計算方法と確定申告の「所得」は取引履歴をダウンロードすれば把握できる
BigBossの所得のもとである、FXトレードの利益を把握するためには、損益状況を把握しなければいけません。
MT4やMT5から取引履歴をダウンロードすることで、BigBossのトレードの損益状況の明細を取得できます。
BigBossの取引履歴は、確定申告の参考資料になりますので必ず取得しましょう。
税金の計算方法と確定申告の「所得」とはBigBossの純粋な利益のことをさす
BigBossで稼いだ利益は、税制上の所得ではなく「収入」になり、収入から経費を相殺することで、所得を算出できます。
経費とは、BigBossで稼ぐために使用した、参考書代・ネット通信費・パソコンなどの電気代・トレーダー交流会費などをさします。
ちなにみ経費の領収書は確定申告の重要書類になるため、きちんと保管しておきましょう。
確定申告上の手続きの流れで、収入から経費を相殺して、所得を算出できるしくみですのでここでは知識として覚えておくだけでよいでしょう。
BigBossの税金を納めるべき確定申告の対象者は?
ここまで解説してきた税金の計算方法や確定申告に必要な「年間所得」をもとに、BigBossの確定申告の対象者であるのかを判断します。
- 正社員・契約社員・アルバイト・パートなどの給与取得者:年間所得が20万円を超えた場合
- 主婦・学生・個人事業主などの非給与取得者:年間所得が38万円を超えた場合
BigBossで利益を獲得しても、年間所得が以下を満たさない場合は、確定申告の対象者から除外されるため、税金を納める必要はありません。
たとえば正社員で給料を稼いでいて年末調整をしている方が、副業としてBigBossで21万円の収入を得て、経費は3万円だった場合、年間所得は18万円になるため、確定申告対象者にはなりません。
もうひとつBigBossで15万円の所得を得て、実家を売却して不動産所得を400万円得た場合は、年間所得は415万円になるため、確定申告対象者になります。
確定申告対象者であるのにもかかわらず申告や納税を怠った場合、延滞税は最低年率7.3%、無申告課税は納税額50万円以下の場合は最低15%の支払いが命じられます。
本来おさめなければいけない税金に加えて、これらのペナルティが課せられるため、BigBossの確定申告対象はきちんと税金の計算を行い所得税を納税しましょう。
BigBossの確定申告をすると自動的に住民税の対象者にもなる
BigBossで確定申告を行うと、自動的に住民税の対象になります。
住民税率は一律10%ですので、所得が少ない間は所得税よりも住民税のほうが高くなります。
税金は必ず支払わなければいけないため、BigBossで利益を得た場合は、税金負担についてもきちんと把握しておきましょう。
住民税の納付書は、所得税の申告後、1~3ヶ月を目安に確定申告した住所へ送付されます。
BigBossの税金の計算方法と確定申告を分かりやすく解説まとめ
BigBossの税金の計算方法と確定申告の知識について解説してきました。
実務的な確定申告のやり方は、BigBossの損益と経費の記帳からスタートしてそれぞれの金額を算出し、確定申告書の作成を行います。
会計ソフトを導入すると、損益や経費の記帳から確定申告書の作成を一貫して行うことができますが、ハードルは高いものの金融庁の公式サイトを見ながら手書きで進めることもできます。
BigBossで一定の所得を得たら確定申告で税金を計算して、翌年3月15日までに納税を行いましょう。