BigBossは最大1,111倍ものレバレッジを使える海外のFX業者です。
そんなBigBossで順調に利益を出せていると気になるのが税金と確定申告ではないでしょうか。
しかし、いきなり確定申告と言われてもやり方が分からないという人が大半かと思います。
さらに悪いことに、海外業者であるBigBossは税金の計算方法も国内業者と微妙に違います。
そこで今回はBigBossの税金の計算方法と確定申告について分かりやすく解説していきます。
BigBossの税金の計算方法と確定申告を分かりやすく解説
BigBossの税金の計算方法と確定申告の概要
BigBossの税金の計算方法の概要は以下のとおりです。
・((BigBossの年間利益+他の雑所得)-各種控除)×税率-税額控除
より単純化すると「所得×税率-税額控除」が基本的な税金の計算方法です。
所得は収入とは違い、経費などを引いたあとの金額が所得です。
給与で例えれば、年収と手取りに近い関係と言えるかと思います。
そして、この「所得」にはまず税金計算の起点になる総所得があり、BigBossの利益はそのひとつにすぎません。
そこから各種控除を引くと実際に税率を乗じる対象の「課税所得」になります。
それを踏まえて確定申告のおおまかな流れを示すと以下のようになります。
1.総所得を洗い出す(※ ここにBigBossの利益が含まれる)
2.総所得から各種控除をおこない課税所得を算出
3.課税所得に税率を乗じる 4.税額控除を引く
とはいえ、これはあくまでも概要にすぎません。
より詳細な税金の計算方法を知りたい人は国税庁のウェブサイトなども確認するようにしましょう。
BigBossの税金の計算方法と確定申告は国内とは違う
BigBossの利益にかかる税金の計算方法は国内FXとは違います。
単にFXと一括りにして確定申告のやり方を調べると間違ってしまうので注意しておきましょう。
国内FXとBigBossにかかる税金と確定申告の主な違いは以下のとおりです。
・計算方法・・・BigBoss 総合課税、国内FX 分離課税
・税率・・・BigBoss 累進課税、国内FX 20.315%固定
一方で、同じ雑所得で計算されることや原則的に確定申告が必須などの部分は共通しています。
とはいえ、違いもなにも、そもそも全体的に分かることのほうが少ないという人も多いはずです。
そこでここからはBigBossの税金の計算方法と確定申告について、国内FXと対比しつつもう少し詳しく解説していきます。
ちなみに、株式投資の場合は確定申告不要の「源泉徴収ありの特定口座」の制度が存在しますが、FXに特定口座の制度はありません。
FXに関しては原則的に国内外問わず確定申告が必要と考えておきましょう。
BigBossの税金の計算方法と確定申告は総合課税
BigBossの税金の計算方法は総合課税です。
総合課税とは、確定申告をの際に他の所得区分と合算して税金を計算する方式です。
所得区分とは、給与所得や事業所得、雑所得など所得の種類に応じて決められるカテゴリーです。
そして、BigBossの年間利益は雑所得に分類され、雑所得は給与所得など他の所得と合算して税金を計算することになります。
これが総合課税です。 したがって、確定申告の際、仮にBigBossの年間利益が50万円しかなくとも、給与所得が300万円あれば合計の350万円を基準に税金を求めることになります。
対して、国内FXの利益は同じ雑所得でありながら税金の計算方法が異なります。
国内FXの場合は分離課税が適用され、その他の所得とは独立した固定税率20.315%の計算方法が適用されます。
日本は所得が上がるほど税率も上がる累進課税なので、総合課税で税金を計算するBigBossは基本的に不利といえます。
BigBossの税金の計算方法と確定申告の有無
BigBossで獲得した利益は原則的に確定申告が必要ですが、例外はあります。
年間の雑所得が以下の金額に収まる人は確定申告不要で税金も納める必要がありません。
・給与所得のある人・・・20万円以下
・給与所得のない人・・・38万円以下
ただし、この雑所得にはBigBossの年間利益以外も含まれます。
たとえば、ほかに副業収入がある人はその金額も含めた数字が基準になります。
ちなみに、給与所得のない人が確定申告不要になるラインは少し前まで48万円でしたが、今は10万円減額されて38万円になっています。
古い情報で税金の計算方法を調べると間違ってしまうので注意しておきましょう。
BigBossの税金の計算方法と確定申告の必要書類
BigBossの税金の計算方法に必要な書類は主に控除関係書類と源泉徴収票、そしてBigBossの年間取引履歴です。
まず、医療費控除や保険料控除証明書などは確定申告の際に添付が必須です。
源泉徴収票は給与所得がある場合にやはり添付を求められます。
逆にいえば、源泉徴収を受けていない自営業者や主夫/主夫の人がBigBossを使っている場合は不要です。
一方で、BigBossの年間取引履歴は添付までは必要ありません。
あくまでも税金を自分で計算するうえの参考資料で必要なだけです。
はじめて確定申告をするという人は上記の書類をまず手元に準備しましょう。
なお、BigBossの取引履歴は自動的に郵送されるようなことはありません。
定期的にプラットフォームから手動でエクスポートしておくようにしましょう。
BigBossの税金の計算方法と確定申告の注意点
BigBossの税金の計算方法は慣れていないと難しいと感じる人も多いかと思います。
ただ、だからといって確定申告を怠るのは絶対にやめておきましょう。
それで税金を支払わないのはれっきとした脱税です。
ここで、BigBossは海外の業者のため確定申告をせずともバレないのではと思われる人もいるかもしれません。
しかし、基本的にバレます。 BigBossのような海外の事業者から国内銀行へ高額送金があるとその内容は税務署に通知されるからです。
そして無申告がバレれば追徴課税などのペナルティを受ける羽目になります。
たしかに、確定申告はお世辞にも簡単な作業とはいえません。
とはいえ、年に一度だけのこと。 なにより税金を納めるのは国民の義務です。
面倒なのは分かりますが、そこは覚悟を決めて早めに済ませてしまいましょう。
BigBossの税金の計算方法と確定申告を分かりやすく解説 まとめ
BigBossの利益にかかる税金の計算方法は雑所得の総合課税です。
確定申告の際には給与所得や事業所得など他の所得と合算して税金を求めることになります。
また、雑所得が少ない場合は例外的に確定申告が不要になることもありますが、この雑所得にはBigBossの利益以外も含まれます。
単にBigBossであまり利益が出せなかったとしてもそれだけで確定申告が不要になるわけではありません。
基本的にBigBossの年間利益は確定申告が必要と考えて準備しておきましょう。