HOTFOREX(ホットフォレックス)の税金の計算方法と確定申告ってなに?
税金の計算方法や確定申告の時期はいつ?
HOTFOREX(ホットフォレックス)で利益を得たら、確定申告をしなければいけないの? あなたは今、このようにお考えですよね。
HOTFOREX(ホットフォレックス)で利益を獲得できるようになった方の中には、税金の計算方法と確定申告を意識している方もいるのではないでしょうか。
HOTFOREX(ホットフォレックス)の税金の計算方法と確定申告を分かりやすく解説
確定申告とは、年間所得をもとに国税庁のルールにしたがって税金の計算方法を行い、税務署に所得税を納めることをいいます。
所得税とは、所得すなわち儲けにに対して発生する税金をさしますが、わずか1円でもHOTFOREX(ホットフォレックス)で収益を得てしまったら確定申告が必要になるわけではありません。
確定申告は、一定の所得額を超えた場合に限り必要で、後ほど述べる例外をのぞいた場合では、給与を得ている方は年間所得が20万円、給与を得ていない方は48万円を超えた場合に必要になります。
対象者だった場合は、期限までに確定申告を済ませて税金を納める必要があると考えておきましょう。
HOTFOREX(ホットフォレックス)の確定申告で行う税金の計算方法
HOTFOREX(ホットフォレックス)の確定申告における税金の計算方法は「年間所得額×税率-控除額」です。
税率は、所得に応じて5~最大45%、一律10%の住民税を含むと15~55%の変動制で一律ではありません。
さらに控除額を相殺します。 税率と控除額については、国税庁のホームページ「所得税の税率」のページある表から確認することができます。
所得税の計算方法の公式にもある通り、確定申告で税金の計算方法を行うためには、まずはじめにHOTFOREX(ホットフォレックス)の所得を把握する必要があるでしょう。
HOTFOREX(ホットフォレックス)の確定申告における税金区分
税制上、所得は以下の10所得に区分されています。
- 山林所得
- 譲渡所得
- 利子所得
- 配当所得
- 事業所得
- 不動産所得
- 給与所得
- 退職所得
- 一時所得
- 雑所得
10所得のうち、HOTFOREX(ホットフォレックス)は、雑所得に該当します。
雑所得は、さらに分離申告課税と総合課税に分類されています。
- 総合課税:海外FX
- 分離申告課税:国内FX
すなわちHOTFOREX(ホットフォレックス)の区分は、総合課税になります。
総合課税では、全10所得の合計額で、確定申告しなければいけないというルールがあります。
ただし総合課税では以下の注意点もあげられます。
- 雑所得と9所得では損益通算できない
- 繰越損失が適用されない
HOTFOREX(ホットフォレックス)の雑所得をのぞく9所得とは損益通算が適用されません。
損益通算とは、各所得の損益を相殺して、課税対象額を減らすことをいいます。
あくまでもプラスの所得を合計するだけにとどまり、たとえマイナスの所得があったとしても差し引くことはできないことに注意しましょう。
ただし同じ総合課税に分類される、海外FXや仮想通貨の損失は、相殺して課税対象額を減額することができます。
またHOTFOREX(ホットフォレックス)などの「雑所得の総合課税」に区分されてしまうと繰越損失も適用されません。
繰越損失とは相殺しきれなかったマイナス分を翌年以降に持ち越し、来年以降の課税対象額を減額する制度です。
国内FXが区分される分離申告課税では繰越損失が適用される点については、税制上優遇されていると言えるでしょう。
また国内FXと海外FXの税率は、以下の通りです。
- 国内FXの税率:一律20%
- 海外FXの税率:15~55%の変動制
ただし海外FXは控除額が適用されるため、所得が同じ以下の場合はHOTFOREX(ホットフォレックス)のほうが税金を抑えることができます。
給与所得については、職場で年末調整を行っている場合は、HOTFOREX(ホットフォレックス)と一緒に確定申告する必要はありません。
職場が年末調整を行わないケースとは、年収2000万円の給与所得を得ている方ですので、該当する方は、HOTFOREX(ホットフォレックス)と一緒に確定申告を行いましょう。
厳密に、確定申告の所得は、医療費控除・配偶者控除・社会保険控除・基礎控除などを相殺して、課税対象額を軽減しますが、ここでは混乱を防ぐために省略します。
HOTFOREX(ホットフォレックス)の税金の計算方法と確定申告における「所得」とは?
HOTFOREX(ホットフォレックス)の税金の計算方法を行うために確定申告を行いますが、手続きでは「所得」を明確にしなければいけません。
まず雑所得の総合課税では、全10所得との合計額で、所得を算出し確定申告すると覚えておきましょう。
ではHOTFOREX(ホットフォレックス)の所得とはどのようなものなのでしょうか。
税制上、「収入」と「所得」は区別されています。 収入とはHOTFOREX(ホットフォレックス)で儲けた金額であるのに対し、所得とはHOTFOREX(ホットフォレックス)の収入から経費を相殺した金額をさします。
よって確定申告では、HOTFOREX(ホットフォレックス)の収入から、パソコンの電気代やネット通信費などの経費を相殺した金額で所得を算出します。
これでHOTFOREX(ホットフォレックス)の確定申告に必要になる所得を算出でき、計算方法を用いることで税金を算出できます。
HOTFOREX(ホットフォレックス)の収入を把握するためには、MT4から取引履歴をダウンロードしましょう。
経費についてはきちんと領収書を保管しておいてください。
HOTFOREX(ホットフォレックス)の確定申告の時期と税金を納めるべき期限
税金の計算方法を行い納税すべき「確定申告」の時期は、年明けから3月15日までの期限つきです。
年明けすぐにHOTFOREX(ホットフォレックス)の所得や各所得の集計を行い、控除を適用したうえで、確定申告書の対象者であった場合は、申告書の作成を行い、税金を納めましょう。
確定申告をすべきかの判断は、自分で年間の所得管理を行い、一定額を超えていた場合に行う自己申告制です。
日頃から会計ソフトなどを用いて、HOTFOREX(ホットフォレックス)の損益と経費の管理を行うことで、年明けすぐに確定申告し、税金を納めることができるでしょう。
確定申告は所得税における税金の計算を行い納税することをさしますが、確定申告を完了すると自動的に住民税の対象になります。
住民税の納付書は、5月~6月の間に送付され、1期分は6月末までに支払う必要がありますので、期限を守って必ず納税してください。
なお住民税の税率は10%になるため、HOTFOREX(ホットフォレックス)の所得が少ない間は、所得税よりも住民税のほうが負担は大きくなることを注意点として覚えておきましょう。
HOTFOREX(ホットフォレックス)の税金の計算方法と確定申告を分かりやすく解説まとめ
HOTFOREX(ホットフォレックス)の税金の計算方法は確定申告の手続き上で行います。
このため会計ソフトを用いて確定申告の手続きを行えば、自分で税金の計算方法を行う必要はありません。
税金の計算方法と確定申告において押さえておきたいことは、所得を把握することと、雑所得の総合課税のルールにしたがって行うことですので覚えておきましょう。