2020年10月よりスタートした新しい海外FXブローカーのIS6FXでは、最大1000倍のハイレバレッジトレードが可能です。
そんなIS6FXを利用してこれからトレードを始めてみたいという人もいるでしょう。
しかしIS6FXではハイレバレッジトレードができる分、トレードを始める前にロスカットのリスクについてもしっかり学んでおきたいという人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、IS6FXの追証・ロスカット・証拠金維持率について分かりやすく解説していきます。
IS6FXの追証とロスカット・証拠金維持率を分かりやすく解説
IS6FXは追証なしでロスカットが執行される
まずIS6FXの基本ルールに関してですが、IS6FXには国内FXブローカーのような追証ルールが採用されていません。
よって、IS6FXで一定の証拠金維持率を下回っても追証を求められることはないのです。
国内FXブローカーをこれまで使っていた人であれば、追証がないというシステムに違和感を覚える人もいるでしょう。
無くなってもいいお金でハイレバ複利で稼ぐって海外FXの最大の武器じゃん。 追証ないんだし。 時には大きく取るリスクも必要。 ただ守りを忘れてはいけない。
— suzsah (@sahtoushi1030) June 15, 2020
しかし追証ルールを採用していないのはIS6FXだけではなく、基本的に海外FXブローカーには追証ルールが採用されていません。
なぜ国内FXブローカーに追証ルールが採用されておりIS6FXのような海外FXブローカーには追証ルールが採用されていないのかといえば、保有している金融ライセンスの違いによるものです。
そして口座残高以上の損失が発生した時、国内業者は法律で損失の肩代わりを禁止されていますので、その損失を出した顧客に口座残高の埋め合わせを請求します。これが追証と呼ばれるものです。
— アーヴ@海外FX専業トレーダー (@arevu_trade) October 11, 2020
国内のFXブローカーの場合、日本の金融庁の規制のもとに取引ルールが設定されています。
そして日本国内の法律では「損失の補填が禁止」されているのです。
たとえば、日本のFXブローカーで追証ルールを採用せずにロスカットが執行された場合、タイミングによってはトレーダーの資金残高がマイナスになることもあるでしょう。
このようにトレーダーの資金残高がマイナスとなっている状況というのは、つまりトレーダーがブローカーに借金をしている状態になります。
そしてトレーダーがこのマイナス分を支払わなければ、必然的にマイナス分はブローカー側の借金となるでしょう。
しかし日本の法律では「損失の補填が禁止」されており、ブローカー側がトレーダーの借金分を補填することはできなくなっています。
つまり日本の法律ではトレーダーではなく、ブローカーを損失から守るために「損失の補填を禁止」しておりその結果、「追証」というルールを導入しているのです。
しかしIS6FXは海外に拠点をおく海外FXブローカーであり、運用している企業も海外の金融ライセンスを取得しています。
そのため日本の法律が適用されることはなく、追証ルールも採用されていません。
そして追証ルールが採用されないため、一定の証拠金維持率を下回ればロスカットが執行されて強制的にポジションが決済されてしまいます。
しかし急なレートの動きの中でのロスカットなどにより、証拠金がマイナスになってしまった場合には、日本国内のFX業者にはないゼロカットシステムが執行されるのです。
ゼロカットシステムは、ロスカットによってマイナスになってしまったトレーダーの証拠金をブローカーであるIS6FXが補填してゼロにリセットしてくれるというルールになっています。
つまりIS6FXでは、国内FXの追証ルールのように借金を背負うリスクはかなり低くなります。
IS6FXのロスカット水準は証拠金維持率が50%を下回った時
海外FXブローカーであるIS6FXでは、追証ルールがなく証拠金維持率が一定の割合を下回ればロスカットが執行されるルールです。
そしてIS6FXのロスカット水準は、証拠金維持率が50%を下回った時と設定されています。
この証拠金維持率50%でのロスカットが高いのか低いのか、他の海外FXブローカーと比較してみましょう。
- XM...証拠金維持率が20%を下回った場合ロスカット
- FBS...証拠金維持率が20%を下回った場合ロスカット
- iForex(アイフォレックス)...証拠金維持率が0%を下回った場合ロスカット
- GemForex(ゲムフォレックス)...証拠金維持率が20%を下回った場合ロスカット
- TitanFX(タイタンFX)...証拠金維持率が20%を下回った場合ロスカット
- AXIORY...証拠金維持率が20%を下回った場合ロスカット
他の海外FXブローカーのほとんどが、証拠金維持率20%を下回ったタイミングでロスカットの執行を行なっているようです。
そのためIS6FXのロスカット水準は他の海外FXブローカーに比べると、かなり高い水準になっているといえます。
ただしIS6FXはもともとis6comとして運用していた海外FXブローカーで、is6comの時代もロスカット水準は同じ証拠金維持率が50%を下回った時となっていたようです。
レバレッジなどの条件もIS6FXとis6comは同じになっていますので、これまでis6comを利用していた人であれば違和感なくりようできるようになっています。
また、同じように国内FXブローカーとIS6FXのロスカット水準も比較してみましょう。
- 楽天証券...証拠金維持率が50%を下回った場合ロスカット
- 外貨どっとコム...証拠金維持率が100%を下回った場合ロスカット
- DMM.COM証券...証拠金維持率が60%を下回った場合ロスカット
- GMOクリック証券...証拠金維持率が50%を下回った場合ロスカット
- トレイダーズ証券(みんなのFX)...証拠金維持率が100%を下回った場合ロスカット
- SBI証券...証拠金維持率が30%を下回った場合ロスカット
このように国内FXブローカーでは証拠金維持率が50%〜100%くらいのロスカット水準を採用していることが多くなっています。
IS6FXの証拠金維持率は、国内FXブローカーの証拠金維持率と比較すれば、低め〜標準くらいの設定になっているといえるようです。
IS6FXの追証とロスカット・証拠金維持率を分かりやすく解説まとめ
今回は、IS6FXの追証・ロスカット・証拠金維持率について分かりやすく解説してきました。
IS6FXは追証なしで一定の証拠金維持率50%を下回ればロスカットが執行されるというルールを採用しています。
国内FXブローカーや海外の他社ブローカーと比較するとメリット・デメリットがありますので、IS6FXのルールをしっかりと学んで自分に合ったブローカーかどうかを見極めることが重要になるでしょう。