IS6FXは初心者向けを標榜する海外のFX業者です。
そんなIS6FXを使い始めようと思ったものの、どの口座タイプを選ぶべきか決めかねるという人も多いのではないでしょうか。
実際、どの口座タイプを選ぶかによって取引条件も大きく違ってきますから、いい加減に選ぶのはおすすめできません。
そこで今回はIS6FXのプロ口座、スタンダード口座、マイクロ口座について分かりやすく解説していきます。
IS6FXのプロ口座・スタンダード口座・マイクロ口座を分かりやすく解説
IS6FXのプロ口座・スタンダード口座・マイクロ口座の概要
IS6FXのプロ口座はその名のとおりプロ向けの口座タイプ、というわけではありません。
プロ口座の最大の特徴は取引コストの安さ。 利用するプラットフォーム自体は他の口座タイプと共通です。
したがって、プロのみを対象にした口座ではなく、FXの経験者であればアマチュアでもまったく問題ありません。
そして、スタンダード口座は読んで時のごとく、IS6FXの標準的な口座タイプです。
最後にマイクロ口座ですが、これは少額の資金からトレードを始められる口座タイプです。
ただ、のちほど詳しく解説しますが、あえてマイクロ口座を選ぶメリットは大きくありません。
これからIS6FXを使おうという人はプロ口座かスタンダード口座のほうがおすすめです。
とはいえ、概要だけでは判断しかねるという人も少なくないかと思います。
そこでここからは最大レバレッジやボーナスの扱いなど、切り口を分けてIS6FXのプロ口座、スタンダード口座、マイクロ口座の違いを解説していきます。
IS6FXのプロ口座・スタンダード口座・マイクロ口座のレバレッジ
IS6FXのプロ口座、スタンダード口座、マイクロ口座の最大レバレッジは以下のとおりです。
・プロ口座・・・400倍
・スタンダード口座・・・1,000倍
・マイクロ口座・・・1,000倍
プロ口座の最大レバレッジが最も低いことを意外に思われる人も多いのではないでしょうか。
しかし、これはあくまでもIS6FXの「最大」レバレッジ。
スタンダード口座、マイクロ口座は取引数量が多くなるほどレバレッジに制限を受け、最小で100倍まで縮小されます。
対して、プロ口座では取引数量にかかわらず400倍の固定です。
プロ並みとはいわないまでも、それなりの取り引きを繰り返す人にとってはプロ口座の安定したレバレッジは大きな魅力となりかと思います。
なお、IS6FXには最大レバレッジが実に6,000倍ともなる「レバレッジ6,000倍口座」という口座タイプも存在します。
ただ、この口座タイプは口座数限定のため誰でも使えるわけではありません。
そのため、今回の解説からは省いていますのでご承知おきください。
IS6FXのプロ口座・スタンダード口座・マイクロ口座の手数料
IS6FXのプロ口座、スタンダード口座、マイクロ口座ともに取引手数料はかかりません。
しかし、FXには取引手数料とは別にスプレッド(売値と買値の差額)が存在し、このスプレッドが事実上の隠れた手数料にあたります。
スプレッドはトレードする銘柄次第、タイミング次第で変動しますが、一例としてIS6FXが提示するUSD/JPYのスプレッド参考値を紹介しておきます。
・プロ口座・・・0.9
・スタンダード口座・・・1.6
・マイクロ口座・・・1.6
明らかにプロ口座のほうが有利です。
ただ、他社の低スプレッド口座と比較するとほんのわずかに見劣りするかもしれません。
一方で、スタンダード口座、マイクロ口座のスプレッドは他社とほぼ同水準といえるかと思います。
IS6FXのプロ口座・スタンダード口座・マイクロ口座とボーナス
IS6FXのプロ口座は取引コストの観点では圧倒的にスタンダード口座、マイクロ口座よりも優れています。
しかし、その代償としてプロ口座はボーナスを貰えません。
ボーナスとは、そのまま出金こそできないものの、IS6FXでのトレードに原資の代わりとして使えるクレジットです。
ボーナスを用いたトレードで獲得した利益については問題なく出金可能です。
このボーナスが一切貰えないというのはプロ口座の明らかなデメリットと言わざるを得ないでしょう。
もっとも、IS6FXは簡単に複数の口座タイプを使えます。
プロ口座は手元資金でのトレード専用、スタンダード口座とマイクロ口座はボーナス用と使い分けるのもよいかと思います。
IS6FXのプロ口座・スタンダード口座・マイクロ口座の注文単位
IS6FXのプロ口座、スタンダード口座、マイクロ口座の注文単位は以下のとおりです。
・プロ口座・・・100,000通貨
・スタンダード口座・・・100,000通貨
・マイクロ口座・・・1,000通貨
IS6FXのような海外FXは一般的に1ロット=10万通貨です。
対して、マイクロ口座では1ロットがわずか1,000通貨になります。
IS6FXの最大レバレッジは1,000倍なので、理屈としては1通貨だけ用意すればトレードできる計算です。
しかし、先ほど触れたようにIS6FXでわざわざマイクロ口座を使うメリットは大きくありません。
というのも、プロ口座やスタンダード口座でも0.01ロットから取り引きできるからです。
したがって、実際にはマイクロ口座と同じ1,000通貨からトレードできるというわけです。
そもそもマイクロ口座の取り引きサイズでは期待できる利益も雀の涙程度。
基本的にIS6FXで積極的にマイクロ口座を選ぶ必要はないと思われます。
IS6FXのプロ口座・スタンダード口座・マイクロ口座はどれがおすすめ?
IS6FXでおすすめの口座タイプはスタンダード口座です。
プロ口座も悪くないのですが、ボーナスを貰えないことを考えると初心者の人にはおすすめしづらいところです。
さらにいえば、実は現状、IS6FXはプロ口座の新規口座申込を停止しています。
そして、先に触れたとおりマイクロ口座はもとよりあまり使うメリットの大きくない口座タイプです。
したがって、消去法でIS6FXではスタンダード口座がおすすめの口座タイプとなります。
なお、今回は触れていませんが、IS6FXはプラットフォームとしてMT5を選ぶと、ほかに「EX口座」や「クリプト口座」といった口座タイプも選択可能です。
ここでは詳しい内容は解説しませんが、いずれもかなり尖った特徴を持つ口座タイプです。
とりあえずスタンダード口座でIS6FXに慣れてきたらそれらの口座タイプの使用も検討してみましょう。
IS6FXのプロ口座・スタンダード口座・マイクロ口座を分かりやすく解説 まとめ
IS6FXのプロ口座は取引コストの低い代わりにボーナスを貰えない口座タイプ。
スタンダード口座はまさにIS6FXでは標準的な口座タイプ、そしてマイクロ口座は少額からトレードできる口座タイプです。
ただ、条件をつぶさに見ると、あえてマイクロ口座を選ぶメリットは大きくありません。
基本的にIS6FXではプロ口座かスタンダード口座の利用がおすすめです。