海外FXはその高いレバレッジを駆使すれば短期間で莫大な利益を出すことも不可能ではありません。
しかし実は、そのようなリスクを取らずともキャッシュバック(リベート)でコツコツと利益を積み重ねることも可能です。
ただ、海外FXのキャッシュバック(リベート)には注意すべきデメリットも少なくありません。
あるいは、そもそもキャッシュバック(リベート)がどういった制度なのかよく分からないという人も少なくないでしょう。
そこで今回は海外FXのキャッシュバック(リベート)について分かりやすく解説していきます。
海外FXのキャッシュバック(リベート)を分かりやすく解説
海外FXのキャッシュバック(リベート)とは
海外FXのキャッシュバック(リベート)とは、一定のトレードをするたびに文字通りキャッシュバックのある制度です。
金額としては微々たるものですが、トレードで利益を出せなくともキャッシュバック(リベート)があるのはたしかなメリットといえます。
また、海外FXのキャッシュバック(リベート)は単発ではなく継続性のあることも特徴です。
通常、一般的なアフィリエイトなどのキャッシュバック(リベート)は商品の購入や契約の際の1回かぎり。
対して、海外FXのキャッシュバック(リベート)はトレードをするたびに何度でも継続して貰えます。
この点は非常に大きなメリットといって間違いないでしょう。
海外FXのキャッシュバック(リベート)の計算方法
一般的に、海外FXのキャッシュバック(リベート)は「1ロットにつき○ドル」のように計算されます。
たいていのキャッシュバック(リベート)は1ロットあたり3ドルや5ドル程度です。
そして、この1ロットは国内業者の場合は1万通貨ですが、海外FXでは10万通貨です。
たとえば、ドル円の場合、1ロットは10万ドルです。
ここで、10万ドルもの資金などとても用意できないと思われる人もいるかもしれません。
しかし、海外FXの多くは数百倍から数千倍のレバレッジを使えます。
したがって、実際に1ロットのトレードをするにしても現実的には数千円程度の資金があれば十分です。
それで数ドルのキャッシュバック(リベート)があると考えれば、資金効率は決して悪くありません。
一例として、仮に平日は1日1回1ロットのトレードをするとしたら「3ドル×20日=60ドル」のキャッシュバック(リベート)を期待できます。
1ドル=130円と仮定した場合、月のキャッシュバック(リベート)総額は実に7,800円です。
もちろん、トレードで損失を出しては元も子もありませんが、それでもちょっとしたお小遣い程度にはなります。
海外FXのキャッシュバック(リベート)の貰い方
海外FXでキャッシュバック(リベート)を貰うには、一般的にキャッシュバックサイトを経由して口座を開設する必要があります。
すると、以後その海外FX業者でのトレードにキャッシュバック(リベート)が発生するようになります。
キャッシュバックサイトの利用は誰でもできますし、海外FX業者の口座開設の審査も厳しくありません。
なお、キャッシュバックサイトを経由せずとも、海外FXで自己アフィリエイト(自己IB)をすれば実質的なキャッシュバック(リベート)にできるのではと思われる人もいるかもしれません。
しかし、多くの海外FXでは自己アフィリエイト(自己IB)は禁止しています。
基本的に自己アフィリエイト(自己IB)を利用したキャッシュバック(リベート)はできないものと考えておきましょう。
海外FXのキャッシュバック(リベート)のデメリット
一見すると、海外FXのキャッシュバック(リベート)はお得なシステムに見えるかと思います。
ただ、実際にはそれなりのデメリットも存在します。
まず、多くの海外FX業者はキャッシュバック(リベート)サイト経由の口座をボーナス制度の対象外としています。
手厚いボーナスは海外FXの醍醐味のひとつです。
それを利用できなくなるのは大きな痛手と言わざるをえないでしょう。
また、これはあくまでも噂にすぎませんが、キャッシュバック(リベート)サイト経由の口座は取引条件が悪くなっているとも言われています。
手数料などの見た目に表れずとも、実は約定力が下がっている、というような噂もあります。
正直なところこれは真偽の程も怪しいですが、可能性としてはなくもありません。
冷静に考えてみれば、海外FX業者の立場としては、キャッシュバック(リベート)サイト経由の口座を優遇する意味はありません。
万が一、そうした不利な扱いがあったとしても不思議ではないでしょう。
海外FXのキャッシュバック(リベート)の税金
海外FXのキャッシュバック(リベート)には税金がかかります。
ただ、必ずしも確定申告が必要なわけではありません。
海外FXのキャッシュバック(リベート)は税制上、雑所得にあたります。
その雑所得が、給与所得のある人は20万円以下、ない人は38万円以下の場合にかぎり確定申告不要です。
その場合は税金を支払う必要もありません。
ここで、キャッシュバック(リベート)で20万円や38万円を超えることなどないと思われる人も多いかと思います。
しかし、雑所得に計上されるのはキャッシュバック(リベート)だけではありません。
海外FXのトレードで得た利益も雑所得ですし、海外FX以外の副業収入もまた雑所得に分類されます。
そして、それらの合計が上記の金額を超えれば確定申告が必要になってきます。
確定申告の要否はキャッシュバック(リベート)のみで決まらないことは承知しておきましょう。
海外FXのキャッシュバック(リベート)にはボーナス制のものも
海外FXのキャッシュバック(リベート)には、現金ではなくボーナスクレジットをバックするものもあります。
海外FXのボーナスとは、そのまま出金はできず、トレードで利用できるだけのものです。
この場合、現金ではないためキャッシュバック(リベート)に税金はかかりませんし確定申告の要否にも影響してきません。
考えるべきは、キャッシュバック(リベート)ボーナスを含めたトレードの結果だけです。
実際にキャッシュバック(リベート)が現金還元としての方式なのかボーナス制度の一環なのかは業者ごとに違います。
ここは利用前にそれぞれのキャッシュバック(リベート)サイトや海外FX業者のルールを事前にチェックしておくようにしましょう。
海外FXのキャッシュバック(リベート)を分かりやすく解説 まとめ
海外FXのキャッシュバック(リベート)とは、トレードのたびに現金やボーナスを還元してもらえるシステムです。
利用するためにはキャッシュバック(リベート)サイトを経由して口座を開設する必要があります。
ただし、多くの海外FX業者ではキャッシュバック(リベート)サイト経由の口座についてはボーナスを対象外としています。
また、裏で不利な取引条件にしているとの噂もなくはありません。
実際に海外FXでキャッシュバック(リベート)を利用するときはそうしたデメリットがあることは承知しておきましょう。