海外FXのPIPSの計算方法によって、1pipsいくらなのかを把握したい。
ところでPIPSってなに?海外FXをはじめたばかりだけれどよくわからない。
あなたは今、このようにお考えですよね。
海外FXのスプレッドやMT4の損益として表示されていることが多いPIPSですが、これがいったいなにを示しているのか理解しなければ計算方法で導き出すことはできません。
ここでは海外FXの基礎知識として、PIPSの計算方法や1PIPSいくらなのかについて解説していきましょう。
海外FXのPIPSの計算方法・いくらなのかを分かりやすく解説
海外FXのPIPSの計算方法・いくらなのか、こちらを流れに沿って解説していきます。
- 目次1.海外FXのPIPSの計算方法でいくらなのかを把握するための基礎知識
- 目次2.PIPSの計算方法ではクロス円ペアとドルストレートを基準にいくらなのかを把握しよう
- 目次3.PIPS計算方法をせずにMT4の損益をpipsで表示する方法
海外FXのPIPSの計算方法では、まず1PIPSいくらなのかを把握する必要があります。
1PIPSの価値が明確になれば、異なる価値を持つ通貨ペアのスプレッドや損益をMT4で把握することができます。
海外FXのPIPSの計算方法でいくらなのかを把握するための基礎知識
海外FXのPIPSの計算方法の前に、基礎知識として1PIPSはいくらなのかを把握することが大切です。
PIPSとはFXトレード独自の通貨単位で、各国の通貨の1/100を示しています。
海外FXでは、数多くの国の通貨ペアをトレードできますが、各国の通貨価値は異なります。
異なる通貨単位を把握しやすくすために、FXトレードではPIPSを共通の通貨単位として活用することになります。
海外FXのPIPSの計算方法ではクロス円ペアとドルストレートを基準にいくらなのかを把握しよう
海外FXのPIPSとは、各国の通貨単位をFX共通の通貨単位で示すことができる単位ですが、実際どのような計算方法を行うのでしょうか。
まず海外FXのPIPSにおける基礎知識として大きく分けると2通り、クロス円ペアと外貨があります。
外貨には米ドルの他にもユーロやポンドなどがありますが、こちらでは外貨の代表としてドルストレートを、クロス円とともに例をあげてみていきましょう。
海外FXのクロス円の計算方法 1PIPSはいくらなのかの表し方
USD/JPY(米ドル/日本円)の場合、1PIPSあたりいくらなのかの表し方は決済通貨が目安になるため、日本円の小数点第二位を基準にする考え方をします。
たとえば海外FXで1ドル=102.284円だとして、1ドル=102.288円にレートが変動すると、「4pips上昇した」という表現をします。
逆に1ドル=102.288円だったのに、102.284円になった場合は、「4pips下降した」と表現します。
海外FXのクロス円の計算方法では、たとえば1ドル=100円だった場合、1PIPS=0.01円になりますので、1PIPSは通貨ペアの最小単位の1/100をあらわしています。
海外FXのクロス円の計算方法 1PIPSはいくらなのかの表し方
EUR/USD(ユーロ米ドル)の場合、1pipsあたりいくらなのかの表し方は、決済通貨である米ドルの小数点段四位を基準にする考え方になります。
たとえば1EUR=1.19347USDは、1ユーロあたり1.19347ドルを示しています。
米ドルの1PIPSは、小数点第四位となりますので1.193「4」7ドルの4の部分が1PIPSに該当します。
つまり1EURあたりの米ドルの価格が、1.19256USDから1.19266USDに推移すれば、0.0001USD上昇したことになりますので「1PIPS上昇した」という表現になります。
1.19266USDから1.19256USDに推移すれば、0.0001USD下落したことになるため「1PIPS下落した」という表現をします。
海外FXのドルストレートの計算方法では、1PIPS=0.0001ドル(ユーロ)、すなわち通貨ペアの最小単位の1/10000という考え方を覚えておきましょう。
米ドルは1セントが最小単位になりますが、FXトレードの通貨単位はドルになるため、1PIPSの表し方は1/10000になるというわけです。
ユーロ・ポンドなどの1PIPSあたりいくらなのかの考え方についても、外貨の場合は基本的にドルと同じです。
海外FXのPIPSの計算方法からいくらなのかを算出するためにツールを活用しよう
海外FXのトレード時における1pipsの計算方法は「エントリー枚数(取引通貨量)×為替レート×0.0001」で計算できます。
しかしトレードのたびにPIPSを計算するのは面倒ですので、ツールを活用した方が効率的でしょう。
PIPS専用の計算機として、ネット上のフリーサイトや、アプリストアのフリーアプりでリリースされていますので、活用することで厳密なPIPSを算出できます。
海外FXのXMでは、公式サイト内にPIPSの計算機が実装されており、未登録ユーザーも利用できるため、ぜひ活用しましょう。
通貨ペア・通貨単位・口座タイプなどを入力して「計算する」をクリックするだけで、PIPSに換算していくらなのかを算出できます。
海外FXのPIPS計算方法をせずにMT4の損益をpipsで表示する方法
海外FXのPIPSの計算方法では専用ツールを活用すれば便利ですが、取引プラットフォームのMT4やMT5ではトレードの損益をPIPSで表示できます。
MT4におけるデフォルトの金額は法定通貨で表示されていますが、PIPS表示に変更することで、異なる通貨ペアの価値を一目で比較できます。
pipsで表示する方法は、MT4でポジションを保有している状態で、ターミナルの取引タブを選択します。
「残高 有効証拠金」と表示されている列のエリアで右クリックして、メニューから「損益表示形式」から「ポイントで表示」を選択してください。 「損益」がpips表示になります。
海外FXのPIPSの計算方法・いくらなのかを分かりやすく解説まとめ
海外FXのPIPSの計算方法と、1PIPSはいくらなのかについて解説しました。
クロス円は1PIPSあたり1/100円になりますが、ドルストレートは1/10000ドルですが、外貨はドルと同じ表し方をしましょう。
PIPSの計算方法はミスを防ぐ意味でも計算ツールを活用することをおすすめします。
ツールを活用することでスピーディかつ簡単にPIPSへと換算して、異なる通貨単位をもつ通貨はいくらなのかを算出できます。
1PIPSはいくらなのかは海外FXの基礎知識としてかかせないため、まずはきちんと理解しておきましょう。