海外FXはうまく使えば短期間に莫大な利益を出すことも不可能ではありません。
しかし、一方で海外FXは出金拒否(出金トラブル)があると噂されることも少なくありません。
いくら大きな利益を出せたとしても出金拒否(出金トラブル)で出金できないのでは絵に描いた餅にすぎません。
噂の真偽は誰しも気になるところではないでしょうか。
そこで今回は海外FXの出金拒否(出金トラブル)と出金できないという噂について分かりやすく解説していきます。
海外FXの出金拒否(出金トラブル)と出金できないを分かりやすく解説
海外FXに出金拒否(出金トラブル)・出金できないことはあるのか
海外FXで出金拒否(出金トラブル)にあって出金できないことはありえます。
ただ、よく言われるような悪質かつ一方的な出金拒否(出金トラブル)はほとんどないはずです。
たしかに、一部の悪質な業者がそのような出金拒否(出金トラブル)をしたという事例は存在します。
しかし、ほとんどの海外FX業者は健全な経営をしています。
出金できないとしてよく名前の上がるほど知名度のある業者であれば、むしろ有象無象の海外FX業者よりもよほど安全とさえいえます。
個人的な経験でいえば、出金拒否(出金トラブル)の噂のある海外FX業者から実際に百万円を超える金額を数回に渡って出金していますが、一度も問題なく出金できています。
ただし、これは「悪質な」出金拒否(出金トラブル)の話しです。
業者として正当な理由のある出金拒否(出金トラブル)で出金できないことはどの業者でもありえます。
そして、そうした理由は国内FXでは考えられないものが少なくありません。
海外FXを使う際にはそうした特殊なルールや事情は事前に知っておくようにしましょう。
海外FXが出金拒否(出金トラブル)する・出金できない原因
海外FXで出金拒否(出金トラブル)されて出金できないときは、たいてい規約違反が原因です。
この規約違反は無意識に該当しがちなところが問題です。
よくある出金拒否(出金トラブル)の理由はゼロカットの悪用です。
ゼロカットとは、もし口座残高以上の損失を出してしまったとしても、そのマイナス分を海外FX業者が負担して無しにしてくれるシステムです。
しかし、考えようによってはこのゼロカットを利用するとほぼ必勝の手法が成り立ってしまいます。
そして、無意識にでもそのような手法に該当してしまうと規約違反とみなされて出金拒否(出金トラブル)されてしまうわけです。
たとえば、複数口座の両建てなどは海外FXでは代表的な出金拒否(出金トラブル)の原因です。
あるいは、経済指標発表時だけを狙ったトレードなどもゼロカットの悪用とみなされて、そこで得た利益が出金できないことがあります。
詳しい説明は省きますが、ゼロカットの悪用はすべて「リスクとリターンのバランスを欠いた手法」になります。
海外FXにかぎらず、すべての投資においてリスクとリターンは必ず表裏一体の関係にならなければなりません。
そうならない必勝法を思いついたら、基本的にはその手法で得た利益は出金拒否(出金トラブル)で出金できない可能性が高いと考えておきましょう。
海外FXで出金拒否(出金トラブル)された・出金できないときは
海外FXで出金拒否(出金トラブル)されたかもしれないと感じたときは、いまいちど出金ルールも確認しておくようにしましょう。
出金拒否(出金トラブル)で出金できないと思っても、実は出金が遅れているだけといったことも珍しくないからです。
なかでもありがちなのは事前にクレジットカード入金を利用していたケースです。
これは業者にもよりますが、一般的に海外FXでは事前にクレジットカードを利用していると出金にかなりの時間を要します。
また、ある業者についてはそもそもクレジットカード入金があると60日間経過するまでは出金できない仕様になっています。
これは一例ですが、海外FXの出金ルールには特殊なものも少なくありません。
いきなり出金拒否(出金トラブル)を疑う前に、まずはその海外FX業者の出金ルールを一応はチェックしなおしてみることをおすすめします。
海外FXで出金拒否(出金トラブル)・出金できない業者を見分ける方法
残念ながら、海外FXで出金拒否(出金トラブル)をする業者なのかどうかを事前に、確実に見極める方法はありません。
出金できないことがあるという口コミを参照するのもおすすめできません。
ここまで解説してきたように、仮に海外FXで出金できないとしても正当な理由がある場合も少なくありませんし、ただの勘違いのようなケースも見られるからです。
そのうえで比較的安全に使える業者を見分けるとしたら、やはり運営歴です。
出金拒否(出金トラブル)があったかどうかなど、極論すれば当人同士でしか真偽は分かりません。
しかし、その点、運営歴は嘘をつけません。
当然ながら、出金拒否(出金トラブル)が相次ぐような業者ならば長く運営することなど不可能だからです。
冒頭で解説したように、基本的には大手の海外FX業者はまっとうな運営をしています。
ただ、それでもやはり心配という人は中でも老舗と言われる業者を選んでおけば無難かと思います。
海外FXは出金拒否(出金トラブル)と出金できない可能性も前提に
よく言われるような悪質かつ一方的な出金拒否(出金トラブル)で出金できない業者はほとんどないはずです。
しかし、それでもやはり過去にそうした業者が存在した以上、一定の危険性は覚悟しておくべきかと思います。
また、出金拒否(出金トラブル)がなかったとしても海外FX業者が突如として日本から撤退する可能性もゼロではありません。
そうしたリスクを考えると、基本的に海外FXは単一の業者に絞るのではなく日頃から複数社を併用することをおすすめしたいところです。
ちなみに、ここで日本撤退時に出金拒否(出金トラブル)をして、預けたお金を持ち逃げされるのではと思われる人もいるかと思います。
ただ、過去に日本を撤退した海外FX業者についていえば、しっかりと出金するための猶予期間を設けてから撤退しています。
よほど悪質な業者でないかぎり、預けたお金をは出金できないまま雲隠れといった心配はしなくてよいと思われます。
ただし、海外FX業者が経営破綻した場合は怪しいかもしれません。
海外FXは日本の金融庁の管轄下で営業していないため、少なくとも法の救済は受けられません。
一応、どの業者も分別管理と信託保全はしているようですが、口座資金が変換されるかどうかは海外FX業者次第です。
海外FXの出金拒否(出金トラブル)と出金できないを分かりやすく解説 まとめ
よく言われるような悪質かつ一方的な出金拒否(出金トラブル)をするような海外FX業者は今はほとんど見られません。
仮に出金できないとしても、たいていは規約違反などのなんらかの理由があります。
とはいえ、過去にそうした悪質な出金拒否(出金トラブル)をする業者が存在した事実は消えません。
海外FXを使う以上はそうしたリスクはあるものとして、日頃から一定のリスクヘッジは心がけておきましょう。