海外FXの取引時間(営業時間)はいつなの?
土日・祝日や年末年始は、海外FXで取引できるの?
取引が活発な時間帯を狙い、海外FXで利益をめざしたいけれど、いつがおすすめなの?
あなたは今、このようにお考えですよね。
海外FXで利益をめざしたいとお考えの方に向けて、海外FXの取引時間(営業時間)について詳しく解説していきましょう。
海外FXの取引時間(営業時間)を分かりやすく解説
海外FXの取引時間(営業時間)を、以下の流れで解説します。
- 目次1:海外FXの取引時間(営業時間)
- 目次2:取引時間(営業時間)外になるのは土日・祝日と年末年始
- 目次3:取引時間(営業時間)のうち取引が活発な時間帯がおすすめ
- 目次4:取引時間(営業時間)のうちおすすめできない時間帯
海外FXの取引時間(営業時間)
外国為替取引を行うFX市場は、24時間365日どこかの国の市場が開場していて、常にどこかで取引が行われています。
海外FXの取引時間は基本的に平日になりますが、FX業者がサーバーを置く国によって営業時間は異なります。
- XM:月曜日7:05~土曜日6:50
- TitanFX(タイタンFX):月曜日7:04~土曜日7:55
- GemForex(ゲムフォレックス):月曜日7:10~土曜日6:50
- AXIORY:月曜日7:04~土曜日6:58
- iFOREX:月曜日7:05~土曜日6:00
上は、日本時間における海外FXブローカーの取引時間の一例ですが、どの業者も月曜日の朝から土曜日の朝までが営業時間になっています。
サマータイム期間中は取引時間(営業時間)が早まる
また海外FXではサマータイムの影響を受けて、夏場の取引時間(営業時間)が通常の取引時間よりも1時間だけ先に進めた時間帯になります。
日本ではなじみがないサマータイムですが、欧米各国では日の出日の入りが早い時間帯を有効活用しようという取り組みが行われています。
サマータイムが適用される期間は、海外FXの拠点国に応じて異なりますが、目安として米国のサマータイム制度は3月第2日曜日~11月第1日曜日までになります。
通常の取引時間が適用される冬時間の期間は、11月第1日曜日~3月第2日曜日までになると考えておきましょう。
海外FXの取引時間(営業時間)外になるのは土日
一方、海外FXが取引時間(営業時間)外になるのは、基本的に土日です。
世界の一部の地域を除いては、基本的に各国が定める土日はFXブローカーの取引時間(営業時間)外になると考えておきましょう。
ただし大多数のFXブローカーが土日が休日になるからと言って、FXの値動きがストップするわけではありません。
業者によってクローズ時間は異なるため、その後さにより値動きに差がうまれます。
また世界規模の経済をゆるがす事件や災害が起きると値動きは大きく変動し、金曜日のクローズ価格と月曜日のオープン価格の差により、「窓開け」と呼ばれるチャートのすきまが生じます。
週末にポジションを保有して大きな値動きが生じても、取引時間(営業時間)外ですので損切りすることができません。
このようなことから土日が来る前にあらかじめポジションを決済してポジションを持ち越さないようにすることをおすすめします。
祝日と年末年始は取引時間(営業時間)が変更になる可能性がある
海外FXは、イースターなどの世界的な祝日の場合、取引時間(営業時間)が変更になる可能性があります。
年末年始の期間のうち、元日は世界的な祝日になるためすべての海外FXブローカーが休日になりますが、それ以外は取引時間(営業時間)が変更になるだけです。
またクリスマスを休日にする海外企業は多いですが、海外FXは休日になりません。
クリスマスを含む年末年始の期間はFXの流動性が下がり、相場の急変やスプレッドも拡大するリスクがあるため、トレードは控えがほうがよいでしょう。
海外FXの取引時間(営業時間)のうち取引が活発な時間帯がおすすめ
海外FXの取引時間(営業時間)内であったとしても、取引量が少なくなってしまう時間帯が存在します。
取引量が少ない時間帯では、海外FXのトレードで約定することが難しいため、利益をめざしにくくなってしまいます。
そこで海外FXで取引が活発になる時間帯を押さえておくことが、利益を獲得するために非常に重要になります。
取引が活発になる時間帯は、海外・国内FXに関係なく、世界3大市場と呼ばれる為替市場の取引時間(営業時間)が大きく関係します。
欧州市場・ニューヨーク市場・東京市場の取引時間(営業時間)は、特に取引が活発になる傾向にあります。
特に欧州市場とニューヨーク市場の取引時間(営業時間)は、世界的に取引量が活発になる時間帯として認知されています。
ロンドン市場の取引時間(営業時間)
ロンドン市場の取引時間(営業時間)は、日本時間の17~27時頃で、欧州絡みの通貨ペアのトレードを中心に取引が活発になります。
22時以降は、ニューヨーク市場の開場と重なるため、1日の中でもっとも取引が活発な時間帯になります。
ニューヨーク市場の取引時間(営業時間)
ニューヨーク市場の取引時間(営業時間)は、日本時間の22~早朝7時頃になり、翌1時はロンドン市場の仲値が決まるため世界的にもっともトレードが活発になる時間帯になります。
大きな値幅を狙えるためハイリターンが期待できるものの、大きな損失を出してしまうハイリスクトレードになってしまう可能性もあります。
ドル絡みの通貨ペアがもっとも取引される時間帯とも言えるでしょう。
最後ニューヨーク市場の取引時間(営業時間)が終了すると、しばらく静かな値動きをみせ、ふたたび東京市場がオープンすることで取引量が活発になるというサイクルを平日の間は繰り返しています。
このようなことから海外FXでトレードするときにはブローカーの取引時間(営業時間)を把握するだけでなく、通貨ペアの種類に応じて取引時間を考えることも大切と言えます。
東京市場の取引時間(営業時間)
東京市場の取引時間(営業時間)は、日本時間の8~15時までオープンし、特に日本人ユーザーの取引が活発になる時間帯です。
世界的な欧州市場とニューヨーク市場と比較するとおだやかな値動きになります。
海外FXの取引時間(営業時間)のうちおすすめしない時間帯
海外FXの取引時間(営業時間)のうちおすすめしない時間帯は、日本時間の早朝と米国の経済指標や雇用統計の発表時です。
日本時間6~7時と重要な発表がある前は流動性が低くなるため、値動きが小さくなることから利益が狙いにくくなります。
一方、大きな取引があると相場が急変してスプレッドが拡大する、重要な発表があると値動きが活発になるなど値動きは安定しないため、損失のリスクがあります。
このような時間帯のトレードは極力避けることをおすすめします。
海外FXの取引時間(営業時間)を分かりやすく解説まとめ
海外FXの取引時間(営業時間)は、基本的に平日で、土日は休日になります。
またサマータイムが適用されることも海外FXの特徴と言えるでしょう。
元旦は国内外のFX業者は休日になるため取引できませんが、その前後の年末年始期間はクリスマスの影響を受けて取引時間(営業時間)が変更になる可能性があります。
海外FXの取引時間内のうち、世界3大市場であるロンドン市場・ニューヨーク市場・日本市場の営業時間は取引が活発になるためトレードにおすすめの時間帯として覚えておきましょう。