これから海外FXブローカーを使って取引したいという人の中には、ブローカーの取引時間(営業時間)が知りたいという人もいるでしょう。
これまで日本国内のブローカーを利用してきた人であれば、国内ブローカーとは異なる取引時間(営業時間)が設定されているのでは?と気になる人もいますよね。
また海外FXブローカーと一言で言っても、拠点のある国はブローカーごとに異なります。
そこで今回は、海外FXの取引時間(営業時間)について分かりやすく解説していきます。
海外FXの取引時間(営業時間)を分かりやすく解説
海外FXの取引時間(営業時間)は基本的に24時間だが詳細な取引時間(営業時間)はブローカーごとに異なる
日本とは異なる時間帯の国が拠点となっている海外FXブローカー。
そんな海外FXブローカーで取引したい人の中には、ブローカーの拠点のある国に合わせた取引が必要になると考えている人もいるかもしれませんね。
しかし海外FXブローカーは基本的に平日であれば24時間稼働しており、日本国内のFXブローカーと同じ時間帯に取引が行えるようになっています。
ただしメンテナンスなどの関係上、週末金曜日から明け土曜日にかけてや、翌週の月曜日などの取引時間(営業時間)が、各ブローカーごとに異なるようです。
また、サマータイムや冬時間によっても日本時間で確認した時の時間のズレが生じることがあります。
ここでは大手海外FXブローカーのそれぞれの詳細な取引時間(営業時間)をみていきましょう。
大手海外FXブローカーの夏時間での取引時間(営業時間)
- XM...月曜日の6:05〜土曜日の5:50まで
- TitanFX(タイタンFX)...月曜日の6:04〜土曜日の6:55まで
- GemForex(ゲムフォレックス)...月曜日の6:10~土曜日の5:50まで
- AXIORY...月曜日の6:04〜土曜日の5:58まで
大手海外FXブローカーの冬時間での取引時間(営業時間)
- XM...月曜日の7:05〜土曜日の6:50まで
- TitanFX(タイタンFX)...月曜日の7:04〜土曜日の7:55まで
- GemForex(ゲムフォレックス)...月曜日の 7:10~土曜日の6:50まで
- AXIORY...月曜日の7:04〜土曜日の6:58まで
このように海外FXブローカーで取引できる時間は、夏時間で月曜日の6時前後からで土曜日の6時前後までとなっています。
また冬時間になると開始と終了が1時間ずつ遅れるところが多く、冬時間で月曜日の7時前後からで土曜日の7時前後までが取引時間(営業時間)に設定されていることが多いようです。
そのため月曜日のスタート時と土曜日朝の終了時を除けば24時間好きな時間帯に取引ができると考えて良いでしょう。
また日曜日に関しては、どの海外FXブローカーも取引ができないようになっています。
さらに日本の休祝日なども関係なく海外ブローカーでは取引が可能です。
海外FXの取引時間(営業時間)は基本的に24時間だが市場のオープン・クローズによって取引が可能かどうかも変わる
基本的に取引時間(営業時間)が24時間であり、自由な取引が行える海外FXブローカー。
しかし、海外FXブローカーの取引時間(営業時間)内であっても取引量が少なすぎて取引できない時間帯や、逆に盛んに取引が行われる取引しやすい時間帯が存在します。
海外FXにも国内FXにも同じことがいえますが、基本的にブローカーの実質の取引時間(営業時間)は世界中の為替市場のオープン・クローズの時間に左右されるのです。
特にブローカーの取引量が大きく左右されやすいのが、以下の3つの市場です。
- 東京市場
- 欧州市場
- ニューヨーク市場
まず東京の為替取引が盛んになる時間帯ですが、東京が日中で人々の稼働が一番多くなる日本時間の8時〜15時にオープンします。
日本時間の日中になるので、主婦の方などは家族を送り出した朝から家族が家に帰ってくる夕方までにあたる東京時間でトレードする人も多いようです。
東京時間、一先ず、90.1pipsゲッツ! 2週間で3倍ほどか。
そういえば8/31。 忘れていたが、ここ最近続いていた月曜ロスカット呪縛を乗り越えていた。 \(^ω^)/ さぁて、出勤準備だ。 NY時間まで我慢我慢。 pic.twitter.com/Y7rVAWOdmC — Ota-FX@私は何度でも繰り返す (@fx_ota) September 2, 2020
欧州時間やニューヨーク時間に比べると市場規模が小さいので、値動きは比較的ゆるやかだといわれています。
そして東京時間が終了する15時から市場がオープンし21時まで続くのが欧州時間です。
日本時間よりも市場規模が大きいためデイトレーダーやスイングトレーダーの場合には、欧州時間を狙う人も多いようですね。
また欧州時間になると東京時間であまり動きをみせないようなポンド/ドルやユーロ/ドルなど欧州がらみの通貨が活発な値動きを見せるようになります。
さらに日本時間の21時を過ぎると朝方までNY市場がオープンです。
NY市場は一番大きな市場となりますので、全ての通貨ペアが盛んな値動きを見せるようになります。
そのためNY市場は大きな値幅を狙える取引ができますが、同時に大きな値幅を失う可能性もある取引時間です。
そしてNY市場が終了すると、平日の場合には再び東京市場がオープンするまでしずかな値動きを見せることが多くなります。
海外FXブローカーそれぞれの取引時間(営業時間)をチェックしていくことも大切ですが、どの通貨ペアで取引するのかによってトレードしやすい時間帯とトレードしにくい時間帯が分かれるのです。
海外FXの取引時間(営業時間)は基本的に24時間だが休祝日によって値動きが悪くなることもある
またそれぞれの市場がオープンする国が異なりますので、それぞれの国の休祝日などによっても相場の値動きが悪く取引しにくくなることがあります。
海外FXの取引時間(営業時間)内であっても、クリスマスなどが重なりNY市場や欧州市場の動きが鈍くなれば、平日であっても取引できないこともあるでしょう。
東京時間勝てないしなぁとか昨日考えてたからか起きたら9時半過ぎてた アメリカお休みだし欧州で気合い入れたい
— FXてお (@FXteo_1g) September 7, 2020
そのため海外FXの取引時間(営業時間)帯を主軸とした上で、さらにそれぞれの市場のある国の休祝日を確認しておくと、よりスムーズに取引を行うことが可能です。
海外FXの取引時間(営業時間)を分かりやすく解説まとめ
今回は、海外FXの取引時間(営業時間)について分かりやすく解説してきました。
海外FXブローカーは、基本的に24時間営業であり月曜日の開始時間と土曜日の終了時間だけ確認しておけば好きな時に取引ができます。
ただしそれぞれの国の市場のオープンやクローズによっても取引のしやすさは変わりますので、ブローカーの取引時間(営業時間)に加えて市場のオープン時間を確認しておくのもおすすめです。