LANDFX(ランドFX)は世界各国に拠点を置く海外のFX業者です。
そんなLANDFX(ランドFX)に興味があるものの、利用前に各種手数料について知っておきたいという人も多いのではないでしょうか。
たしかに、いくら取引条件が魅力的でも手数料が高くては台無しです。
そこで今回はLANDFX(ランドFX)の各種手数料について分かりやすく解説していきます。
LANDFX(ランドFX)の手数料を分かりやすく解説
LANDFX(ランドFX)の手数料の概要
LANDFX(ランドFX)の手数料の概要は以下のとおりです。
・取引手数料・・・原則無料
・入金手数料・・・原則無料
・出金手数料・・・手段によりまちまち
・口座維持手数料・・・無料
一見すると全般的に安いように思われるかもしれません。
しかし、取り引きについては手数料という名目では無料でも、事実上の隠れた取引コストがあります。
また、「原則」無料はもちろん例外があります。
全体的にLANDFX(ランドFX)の各種手数料は注意すべき点が少なくありません。
そこでここからはLANDFX(ランドFX)の各手数料について個別に分けてもう少し詳しく解説していきます。
LANDFX(ランドFX)の取引手数料
LANDFX(ランドFX)では原則的に取引手数料はかかりません。
例外はスプレッドの狭い口座タイプであるECN口座のみ。
取り引きする銘柄にもよりますが、ECN口座については片道0.3pipsの取引手数料がかかります。
そして、先ほど登場したスプレッド。
これは結局のところ事実上の取引手数料のようなものです。
スプレッドとは、同一銘柄の売値と買値の差額です。
LANDFX(ランドFX)で利益を出すためには買って売る、売って買い戻す往復の売買が必須です。
したがって、スプレッドは事実用の取引手数料のようなものといえるのです。
スプレッドについては変動するうえに銘柄によって異なるため一概に数値は示せません。
ただ、他社のスプレッドと比較するとLANDFX(ランドFX)のそれは平均的か、やや広いくらいです。
可もなく不可もなしといったところで考えておくとよいのではと思います。
LANDFX(ランドFX)の入金手数料
LANDFX(ランドFX)は原則的に入金手数料はかかりません。
しかし、先ほど触れたように原則には例外があるもの。
クレジットカード入金の場合は100ドル未満の入金、銀行送金は500ドル未満、STICPAY入金は5ドル未満の入金で例外的に手数料がかかります。
銀行送金の500ドル未満は日本円にすると65,000円程度。
むしろ、手数料がかからないほうが例外といってもよいくらいです。
LANDFX(ランドFX)の原則入金手数料無料は真に受けないほうがよいでしょう。
なお、その例外的にかかる手数料について金額は明示されていません。
ただ、固定で4,500円程度か従量制で数%のが海外送金では一般的な手数料です。
LANDFX(ランドFX)でもそれくらいの手数料は覚悟しておいたほうがよいかもしれません。
もっとも、いまのLANDFX(ランドFX)は銀行送金による入金を一時停止中です。
理由は少し前に大幅な入金処理の遅延があったことからと思われます。
したがって、手数料云々以前の問題で、現在のLANDFX(ランドFX)には入金手段の選択肢自体がほとんどありません。
クレジットカードも利用できなくはありませんが、正直おすすめしません。
基本的に今のLANDFX(ランドFX)ではSTICPAYがメインの入金手段と考えておきましょう。
LANDFX(ランドFX)の出金手数料
LANDFX(ランドFX)の公式サイト上では出金手数料は以下のようになっています。
・銀行送金・・・30ドル
・クレジットカード・・・無料
・STICPAY・・・0.3USD+2.5%
しかし、これもまた信用できません。 まず、銀行送金は土台、一時停止中のため利用できません。
同様に、LANDFX(ランドFX)はクレジットカード出金も不可能です。
また、銀行送金による出金については利用者の声を見ると30ドルではない手数料を取られているケースも見受けられます。
おそらくは為替レートによって手数料が変動するシステムなのでしょう。
なお、LANDFX(ランドFX)は出金方法としてSkrillやNETELLERも用意していますが、これらは日本では使えません。
入金同様に今のLANDFX(ランドFX)ではSTICPAYが数少ない出金手段と考えておくべきかと思います。
こうした事情はLANDFX(ランドFX)の公式サイト上で必ずしも正しく反映されていません。
これから使おうという人はなるべく利用者の実際の声も調べておくようにしましょう。
LANDFX(ランドFX)の口座維持手数料
LANDFX(ランドFX)に口座維持手数料はかかりません。
これは例外もなく、常に口座維持手数料無料です。
一般的な海外FXでは、原則無料としながら休眠口座は例外的に一定額の口座維持手数料を月々差し引くシステムが取られています。
対して、LANDFX(ランドFX)では休眠口座でもとくに口座維持手数料が取られることはないようです。
もっとも、仮に口座維持手数料が発生したとしてもマイナス残高になることは考えられません。
他社の例でも口座残高がゼロになればそれ以上にマイナスとなることはありません。 単に口座が閉鎖あるいは凍結されるだけです。
もしLANDFX(ランドFX)で口座維持手数料が生じても、それで借金を作ってしまうような心配は不要かと思います。
LANDFX(ランドFX)の手数料は高い?
LANDFX(ランドFX)の手数料はやや高いと思われます。
取引手数料については他社と大した違いは見られず五十歩百歩といったところです。
一方で、入出金手数料は無料の条件が厳しいと言わざるを得ません。
国内FXでいえば入出金は例外なく無料というところも珍しくありません。
海外でも月に1回までの出金は無料という扱いが一般的になりつつある印象です。
それらに比較するとLANDFX(ランドFX)の入出金手数料は高いと言わざるを得ないでしょう。
そもそも、手数料云々以前の問題で、現在のLANDFX(ランドFX)は入出金周りの環境がいまひとつです。
いくら取引条件がよくとも入出金に困るのでは話しになりません。
ここは今後のLANDFX(ランドFX)におおいに改善を期待したいところです。
LANDFX(ランドFX)の手数料を分かりやすく解説 まとめ
LANDFX(ランドFX)は各種手数料の多くを無料としています。
しかし、内情を見ると例外的に手数料がかかることも少なくありません。
しかも、むしろ無料が例外といえるような条件も見受けられます。
総じて、LANDFX(ランドFX)の手数料関係の環境はいまいちと言わざるを得ませんし、そもそも入出金手段が乏しすぎます。
このあたりは今後のLANDFX(ランドFX)の改善を期待して待ちましょう。