数多くの海外FXブローカーの中でも、トレード中級者向け〜上級者向けといわれているTRADEVIEW(トレードビュー)。
そんなTRADEVIEW(トレードビュー)で口座開設を検討している人も多いのではないでしょうか。
しかしTRADEVIEW(トレードビュー)はまだまだ公開されている情報が少なく、中でもTRADEVIEW(トレードビュー)の手数料については公式サイトでも詳しく触れられていませんよね。
そこで今回は、TRADEVIEW(トレードビュー)の手数料を分かりやすく解説していきます。
TRADEVIEW(トレードビュー)の手数料を分かりやすく解説
TRADEVIEW(トレードビュー)の手数料には、おもに以下の2種類の手数料があります。
- 取引手数料
- 出金手数料
基本的には為替の売り買いで発生する取引手数料と入出金手数料がTRADEVIEW(トレードビュー)で発生する手数料です。
ただし、取引方法や入出金方法によってもTRADEVIEW(トレードビュー)では細かく手数料が分かれている場合があります。
次項よりそれぞれの具体的な手数料の詳細を1つずつみていきましょう。
TRADEVIEW(トレードビュー)の手数料 取引手数料
TRADEVIEW(トレードビュー)の手数料としてもっとも重要になってくるのが取引手数料です。
TRADEVIEW(トレードビュー)の公式サイトをみても、現在は詳細な取引手数料は明記されていませんよね。
TRADEVIEW(トレードビュー)では、口座開設時に複数の口座タイプが選べるだけではなくトレードするトレーディングプラットフォームも選べるようになっています。
そのため利用する口座タイプ(=トレーディングプラットフォーム)によっても、それぞれ発生する手数料は異なるのです。
TRADEVIEW(トレードビュー)の取引手数料
TRADEVIEW(トレードビュー)には、以下のような5つの口座タイプが用意されいています。
- Xレバレッジ口座(MT4)
- ILC口座 (MT4)
- MT5口座(MT5)
- cTrader口座(cTrader)
- Currenex口座(Currenex)
そして取引1回に対して発生する取引手数料に関しても、口座ごとにいかのような手数料が発生するルールです。
- Xレバレッジ口座(MT4)...無料
- ILC口座 (MT4)...5ドル/1LOTあたり
- MT5口座(MT5)...5ドル/1LOTあたり
- cTrader口座(cTrader)...5ドル/1LOTあたり
- Currenex口座(Currenex)...6ドル/1LOTあたり
上記の取引手数料は1回の注文当たりの手数料になるので、注文と決済で1往復だと考えると、コストが以下のようにかかってくるでしょう。
- Xレバレッジ口座(MT4)...無料
- ILC口座 (MT4)...10ドル/1LOTあたり
- MT5口座(MT5)...10ドル/1LOTあたり
- cTrader口座(cTrader)...10ドル/1LOTあたり
- Currenex口座(Currenex)...12ドル/1LOTあたり
取引する口座タイプによって取引手数料がかなり変わってきますので、口座開設前にしっかりコスト計算をしておくのがおすすめです。
TRADEVIEW(トレードビュー)のスプレッド
またTRADEVIEW(トレードビュー)では1回当たりの注文や決済の手数料の他にも、見えない手数料としてスプレッドが発生します。
スプレッドとは、同タイミング・同通貨銘柄の売値と買値の差額のことです。
TRADEVIEW(トレードビュー)のスプレッドは変動方式が採用されていますので、取引するタイミングによってもスプレッドの幅は異なってきます。
ただしSTP方式が採用されている口座よりもECN方式を採用している口座の方がスプレッドが狭くなり、それぞれの口座タイプの平均スプレッドは以下の通りです。
STP方式を採用している口座タイプ(Xレバレッジ口座・Currenex口座)の平均スプレッド
- USD/JPY...1.8pips
- EUR/JPY...1.9pips
- GBP/JPY...2.3pips
- EUR/USD...1.7pips
- GBP/USD...2.0pips
- AUD/JPY...2.6pips
- AUD/USD...1.9pips
ECN方式を採用している口座タイプ(ILC口座・MT5口座・cTrader口座)の平均スプレッド
- USD/JPY...0.1pips
- EUR/JPY...0.4pips
- GBP/JPY...0.5pips
- EUR/USD...0.2pips
- GBP/USD...0.5pips
- AUD/JPY...0.5pips
- AUD/USD...0.2pips
このようにSTP方式が採用されている口座タイプは、スプレッドが広めですが手数料が無料となっています。
対するECN口座を採用している口座タイプの場合、スプレッドがSTP方式の口座に比べてかなり狭くなっていますが、その分取引手数料が高くなっているようです。
取引銘柄や取引量などによってもどちらが低コストになるのかは変わりますので、検討してみてくださいね。
TRADEVIEW(トレードビュー)の手数料 出金手数料
TRADEVIEW(トレードビュー)の手数料として、トレード以外のところでかかってくる手数料が出金手数料です。
TRADEVIEW(トレードビュー)の出金手数料は、TRADEVIEW(トレードビュー)内の資金を外部に送金したタイミングで発生することになります。
しかしTRADEVIEW(トレードビュー)では複数の出金方法が選択できるようになっており、出金方法によって手数料も変わっていくようです。
TRADEVIEW(トレードビュー)では、2020年12月現在、bitwalletまたは海外銀行送金の2つの出金方法を選ぶことができます。
そしてbitwalletに関しては無料で出金が行えますが、海外銀行送金を利用すると35ドル程度の手数料が徴収されるようです。
TRADEVIEW(トレードビュー)の手数料には入金手数料と口座維持手数料はかからない
TRADEVIEW(トレードビュー)で発生する手数料は、基本的に取引手数料と出金手数料のみです。
そのため他の海外FXブローカーで発生するような入金手数料や口座維持手数料はありません。
ただしTRADEVIEW(トレードビュー)では例外的に6ヶ月以上トレードが行われない口座に対しては50USDの取引手数料を課せる可能性もあるようです。
TRADEVIEW(トレードビュー)の手数料を分かりやすく解説まとめ
今回は、TRADEVIEW(トレードビュー)の手数料を分かりやすく解説してきました。
TRADEVIEW(トレードビュー)で発生する手数料は、おもに取引手数料と出金手数料です。
手数料は利用する方法・手段によっても変動しますので、自分が利用する取引口座や出金方法を参考にしながら、コスト計算を行なってみてくださいね。