海外FXは数百倍ものレバレッジを使えることが大きな特徴です。
そんなハイレバレッジを駆使してCFDを取り引きしたいという人も多いはずです。
しかし、ひとくちに海外FXといっても選択肢に登る業者は無数に存在します。
かといって、どの業者を選んでも大差ない、ということもありません。
そこで今回は海外FXのCFD取り引き向けのおすすめ業者について分かりやすく解説していきます。
海外FXのCFDのおすすめ業者を分かりやすく解説
海外FXのCFDのおすすめ業者の概要
率直にいえば、海外FXのCFDのおすすめ業者を一概に断言するのは難しいところです。
ひとくちにCFDといってもさまざまな銘柄があり、銘柄によって最適と思われる業者も違うからです。
それでもあえておすすめ業者とその理由を挙げるとすれば以下のとおりです。
・FXGT・・・銘柄が豊富
・XM・・・老舗ならではの安定感
・TitanFX・・・CFDでも高倍率のレバレッジ
・iFOREX・・・国内FXに似たプラットフォーム
海外FXは多くの業者が存在しますが、それぞれかなり特色を出しています。
自分がどういったトレードをしたいのかによって選ぶ業者を判断していきましょう。
なお、CFDとは「Contact for Difference」の略称で「実物資産の受け渡しなく決済差額だけをやり取りする」金融商品です。
外貨FXもまた広い意味ではCFDの一種ですが、一般的には外貨は単にFX、それ以外をCFDと呼んで区別します。
海外FXでは実にさまざまな銘柄をトレードできますが、そのほぼすべてがCFDであることを暗黙の前提にしています。
まれに現物のような銘柄も存在するものの、実際にはそれらもCFDですので勘違いしないようにしましょう。
海外FXのCFDのおすすめ業者【FXGT】
海外FXでCFD向けのおすすめ業者としてはFXGTをまず推したいところです。
FXGTは仮想通貨FXの先駆者であるCryptoGTの親戚関係にある海外FX業者。
それだけにCFDにもかなり力が入っています。 仮想通貨銘柄も充実していますし、そのほかエネルギーや貴金属のバリエーションも十分です。
もちろん、海外FXならではのボーナス制度もあります。
意外と尖った特徴はないものの、非常にバランスの取れた環境のような印象です。
とりあえず幅広いCFDを触ってみたいという人向けのおすすめ業者といってよいのではないでしょうか。
海外FXのCFDのおすすめ業者【XM】
海外FXでCFDをトレードするならばXMもまたおすすめ業者として挙げられます。
XMは海外FXの中ではかなり歴史の古い業者です。
それだけに非常に安定感があり安心して使っていけます。
正直なところ、CFDの取引条件でいうと目立って優れたところはないものの、それでもその安定感は別格です。
どうしても海外FXは出金拒否や日本撤退のリスクがつきものです。
そのような状況下でサブの口座として使っている人も多いはずです。
そういった特徴を考えると、XMはとりあえず海外FXを使ってみたいという人向けにもおすすめ業者といえます。
なお、XMのCFDには「現物」のカテゴリーがありますが、そちらもCFDです。 文字どおりの現物ではないので勘違いしないようにしましょう。
海外FXのCFDのおすすめ業者【TitanFX】
TitanFX(タイタンFX)は海外FXでのCFD取り引きにある程度慣れた人向けのおすすめ業者です。
海外FXの特徴といえば数百倍にも登るハイレバレッジです。
しかし残念ながら、CFD銘柄については多くの海外FX業者で数十倍から100倍程度にまでレバレッジを制限しています。
たとえば、先ほどのXMで原油のCFDをトレードするならば最大レバレッジは66倍にとどまります。
その点、TitanFX(タイタンFX)はCFDであっても基本的に為替FXと変わらぬ500倍のレバレッジを利用できます。
ただし一方で、TitanFX(タイタンFX)は海外FXでは一般的な手厚いボーナスが「一切」ありません。
そのような諸々を考えると、やはりTitanFX(タイタンFX)は海外FXにある程度慣れた、中級者以上向けのおすすめ業者といえるでしょう。
なお、TitanFX(タイタンFX)でもごく一部のCFDは500倍以下のレバレッジ制限を受けます。 そこは個別にチェックしておきましょう。
海外FXのCFDのおすすめ業者【iFOREX】
iFOREX(アイフォレックス)は国内FX経験者の人向けのおすすめ業者です。
CFDはなにも海外FXの専売特許ではなく国内FXでも取り扱っています。
そのため、国内FXから海外FXへ流れてきたという人も少なくありません。
しかし、国内FXと海外FXは取引プラットフォームや注文方法が大きく異なります。
国内FXは各社独自開発のプラットフォームを採用している一方で、海外FXの大半はMT4/MT5と呼ばれる汎用プラットフォームを使うからです。
その点、iFOREX(アイフォレックス)は国内FX同様に独自プラットフォームを開発。 使い勝手も国内FXのそれにかなり似ています。
たとえば、海外FXではCFD銘柄の多くが「USOIL」や「XAU」のようなシンボルで表記されますが、iFOREX(アイフォレックス)ではシンプルに「WTI原油」や「金」と表記されます。
他のCFDにしても「銅」「天然ガス」などシンボルを使わず「そのまま」の表記です。
その他諸々、iFOREX(アイフォレックス)は海外FXであることを意識せずに使えるようになっています。
現状、知るかぎりiFOREX(アイフォレックス)は、国内FX経験者向けのおすすめ業者としては他に選択肢のない唯一の存在かと思います。
海外FXのCFDのおすすめ業者の注意点
海外FXのCFDは業者によって取扱銘柄に若干の違いがあります。
今回、おすすめ業者として挙げたところは銘柄も充実していますが、全銘柄網羅しているところはありません。
お目当てのCFD銘柄がある場合は取り扱いがあるかどうかは事前に調べておきましょう。
少し具体的にいえば、「ゴールド」「WTI原油、ブレント原油」「日経平均、ダウ平均」あたりはどの海外FX業者もたいてい扱っています。
一方で、シルバーやプラチナ、ドバイ原油、新興国指標のCFDなどは必ずしも扱っているとはかぎりません。
仮想通貨CFDともなればそもそもカテゴリーが存在しないこともしばしばです。
CFDの取扱銘柄は海外FX業者の特色が現れる部分のひとつです。
業者を選ぶ際には最大レバレッジ、スプレッドとあわせて、CFDのバリエーションも見ておきましょう。
海外FXのCFDのおすすめ業者を分かりやすく解説 まとめ
海外FXのCFD取り引き向けのおすすめ業者は「FXGT」「XM」「TitanFX」「iFOREX」です。
あくまでも個人的な見解ですが、業者を決めかねる人はまずこれらをチェックしてみてはいかがでしょうか。
ただし、海外FXのCFDは具体的な銘柄ごとに取引条件もけっこう違います。
業者間でスペックを比較するときは銘柄をあわせて比べるようにしましょう。