BigBossは最大1,111倍のレバレッジを使える海外のFX業者。
そして、XMは海外FX業者の中では大手かつ古参のひとつです。
これから海外FXにデビューするにあたって、どちらを選ぶべきか決めかねるという人もいるのではないでしょうか。
実際、ほぼ横並びの国内FXとは異なり、海外FXは業者ごとの違いが小さくありません。
そこで今回はBigBossとXMのスペックを比較して違いを分かりやすく解説していきます。
BigBossとXMの比較を分かりやすく解説
BigBossとXMの比較の概要
BigBossとXMを比較した結果の概要は以下のとおりです。
・最大レバレッジ・・・BigBoss 1,111倍、XM 1,000倍
・取引手数料・・・BigBoss 無料~9ドル、XM 無料~10ドル
・入出金・・・同等の使い勝手
・ボーナス・・・BigBoss 原則無し、XM 手厚いボーナス有り
・プラットフォーム・・・両者ともにMT4/MT5、公式アプリから選択可能
海外FXは業者によるスペックの違いが大きい傾向にありますが、BigBossとXMに関してはかなり似たスペックになっています。
しいていうならば、XMのほうが若干ボーナスが手厚いかもしれません。
なお、BigBossとXMは比較されることも多いのですが、たいてい情報が古い印象です。
以前は全体的にXM優勢といった傾向があったものの、現状はBigBossもかなり環境を整備してあまり優劣を感じなくなっています。
いまは基本的にどちらを選んでも大きく後悔することはないのではと思います。
とはいえ、もう少し詳細を知りたいという人も多いはず。
そこでここからは上記の項目に分けてもう少し細かく比較していきます。
BigBossとXMの比較【最大レバレッジ】
BigBossの最大レバレッジは口座タイプを問わず1,111倍。
XMはゼロ口座が500倍、それ以外の口座タイプは1,000倍です。
単純比較するとBigBossのほうが有利に見えそうですが、そうともかぎりません。
BigBossのレバレッジは口座残高に応じて制限がかかります。
XMも基本はそうですが、もともとレバレッジが控えめのゼロ口座のみレバレッジ制限がなく、常に安定して500倍のレバレッジを使えます。
レバレッジの比較についてはご自分のトレードスタイルに応じて有利なほうを選びましょう。
余談ですが、かつてのXMの最大レバレッジは888倍でした。
そこが変更されていない情報があった場合、その他の条件も古いままと考えたほうがよいかもしれません。
BigBossとXMの比較【取引手数料】
BigBossもXMも基本的に取引手数料はかかりません。
しかし、スプレッドの狭い口座タイプは例外的に取引手数料が発生しますので、そちらを比較しておきましょう。
BigBossのプロスプレッド口座の取引手数料は往復9ドル。
XMのゼロ口座は往復10ドルです。
実際にはあわせてスプレッドも比較しないと取引コスト全体についてはなにも言えないのですが、そちらを加味してもあまり違いは見られません。
一応、手数料についてはBigBossのほうがXMより比較的安めの設定にはなっています。
ただ、先ほど解説したとおり、BigBossのプロスプレッド口座にはレバレッジ制限があります。
そう考えると、安定したレバレッジ重視ならばXM、取引コスト優先ならばBigBossといったところでしょうか。
BigBossとXMの比較【入出金】
BigBossとXMは入出金手段にもそこまで大きな違いは見られません。
いずれも、銀行送金、オンラインウォレット、クレジットカードを備えています。
手数料も入金は原則的には無料。 例外は最低入金額を下回るときです。
一方、出金については両者ともに基本的に多少の手数料がかかります。
そこでここでは銀行送金の出金手数料を比較しておきましょう。
まず、BigBossの出金手数料は2,000円です。
対して、XMは40万円以上の出金手数料が無料な反面、それ以下の出金は2,500円かかります。
XMは条件付きで金額が変わるため単純比較は難しいですが、こまめな出金ならばBigBoss、高額出金はXMが有利といえるかと思います。
BigBossとXMの比較【ボーナス】
続いてはBigBossとXMのボーナスを比較しておきましょう。
まず、XMは手厚いボーナスに定評があります。
たとえば、「現在の確認時点」では口座を開設するだけで貰える口座開設ボーナスの金額は13,000円分でした。
時期によって金額は変動しますが、おおむねいつも手厚いボーナスを期待できます。
一方で、BigBossは原則的に常設ボーナスはありません。
ただし、不定期でボーナスキャンペーンを実施することはあります。
また、ボーナスこそありませんが、トレードのたびにポイントの貯まる「BigBossポイントプログラム」がデフォルトで組み込まれています。
そして、貯まったポイントは任意のタイミングでボーナスクレジットへ変換可能。 常設キャンペーンこそないものの、実質的には比較的手厚いボーナスがあるともいえます。
ボーナスの比較については、一概にXMとBigBossのどちらが有利/不利か断ずるのは難しいところです。
BigBossとXMの比較【プラットフォーム】
最後にBigBossとXMの取引プラットフォームを比較しておきましょう。
といっても、現在、両社にあまり違いはありません。
どちらも汎用プラットフォームであるMT4/MT5のいずれも利用可能で、加えて独自開発の公式アプリが存在します。
以前はXMにMT5はありませんでしたが、追加されています。
また、BigBossも同様にMT5へ対応するようになっています。
現状、BigBoss公式サイト上にMT5の存在は見えませんが、普通に使えます。
一方、さすがに公式アプリの使い勝手はそれぞれ違います。
そのためそちらのスペックを比較しておきたいという人も多いかもしれません。
ただ、現実的にMT4/MT5が使えれば、わざわざ公式アプリを選ぶメリットはほとんどありません。
総じて、プラットフォームの比較については引き分けといって差し支えないかと思います。
なお、スマホ版のMT4/MT5は一時期App Storeから削除されており、iPhoneユーザーは公式アプリかウェブ版のMT4/MT5を使うほかありませんでした。
しかし、それも現在はめでたく復活。 いまはiPhoneユーザーでも無理に公式アプリを使う必要はありません。
BigBossとXMの比較を分かりやすく解説 まとめ
BigBossとXMの各種スペックを比較してきました。
全体的に大きな違いはありませんが、ボーナスの仕組みだけはかなり違います。
とはいえ、BigBoss、XMともにかなり使いやすい業者といってよいかと思います。
なお、BigBossとXMは比較されやすいですが、BigBossは変化も早く情報が古いケースもよく見受けられます。
実際に使い始めるときは公式サイトで最新情報も念のためチェックしておくことをおすすめします。