これからFBSへの登録を検討している人の中には、事前に手数料について詳しく知っておきたいという人もいるでしょう。
FBSをはじめとする海外ブローカーはスプレッドが広く手数料が高いというイメージがありますが、FBSの手数料はどれくらいなのでしょうか。
ここでは、FBSの手数料について分かりやすく解説していきます。
FBSの手数料を分かりやすく解説
FBSには口座開設できる口座タイプが全部で5種類あり、口座タイプによっても手数料の条件が異なるようです。
FBSの口座タイプは以下のようになっています。
- セント口座
- マイクロ口座
- スタンダード口座
- ゼロスプレッド口座
- ECN口座
FBSの手数料 トレーディングの取引手数料
FBSでトレーディングを行うことで発生する手数料についてみていきましょう。
まず1つめが、注文が約定することで発生する取引手数料についてです。
取引手数料は、1回の注文につき発生しますが、どれくらいの取引手数料が発生するのかは開設した口座タイプによっても異なります。
まずFBSのセント口座・マイクロ口座・スタンダード口座の3口座タイプに関しては、取引手数料は無料です。
つまりFBSのセント口座・マイクロ口座・スタンダード口座の3口座タイプは、基本的にかかる取引手数料がスプレッドのみになります。
そしてゼロスプレッド口座は取引手数料が20ドルからとなっており、ECN口座は一律6ドルがとなっているようです。
ゼロスプレッド口座の取引手数料は、注文数量などによっても変化するようなので事前に確認しておくのが良いでしょう。
FBSの手数料 トレーディングのスプレッド
次にFBSの取引手数料として発生するのが、スプレッドです。
スプレッドとは同じ通貨ペアの同じタイミングでの売値と買値の差額のことを指します。
同じタイミングで、買値が1USD=110円で売値が1USD=100円の場合には「110円-100円=10円」で10円分がスプレッドであり、手数料として徴収されます。
FBSの実質上の取引手数料となるスプレッドは、取引時間や取引量などに応じて変動するものもあるため、一概にスプレッドがどれくらいとは断定できません。
スプレッドは、FBSの口座タイプによっても条件異なっているので、FBSの公式サイトでは以下のようにアナウンスされています。
- セント口座...1pipsから(変動スプレッド)
- マイクロ口座...3pipsから(固定スプレッド)
- スタンダード口座...0.5pipsから(変動スプレッド)
- ゼロスプレッド口座...0pips(固定スプレッド)
- ECN口座...-1pipsから(変動スプレッド)
先ほど口座ごとの取引手数料を紹介しましたが、ゼロスプレッド口座のみ20ドル〜ほどの取引手数料がかかる分、スプレッドが0で固定です。
つまりゼロスプレッド口座は手数料がかかる代わりに、スプレッドがないというメリットのある口座になっています。
取引を行う通貨ペアや取引量によっては、ゼロスプレッド口座を使って優位にトレードできる可能性もあるでしょう。
また口座タイプ以外にも取引を行う通貨ペアや時間帯で、スプレッドの幅が広い・狭いという現象が起きるようです。
稼働初日からサクッと103ドル稼いでくれました。🎉 FBSは0時前後スプレッドがgem程長時間広がらなくて朝スキャには良いですね。 約定に2秒かかるのはイマイチですが私のEAにあまり影響はないです。 pic.twitter.com/b5txOwenbS
— tas@泡夢 (@tas_fxse) April 26, 2020
そのため時間帯などを選ぶことによって、FBSではスプレッドを狭く手数料を安く押さえながらトレードすることもできるでしょう。
FBSが割とスプレッド狭いから使ってるけどなんか滑る… XMは調子いいんやけど法人口座作れへんし 法人口座作れるところでどっかオススメのブローカーないかなあ🤔
— とれまる@ FX自動売買奮闘記 (@FXtoremaru) May 29, 2020
全体的にはFBSのスプレッドは狭いという口コミが多くなっていますが、その分約定率が低いという口コミも多くなっています。
よって手数料を優先させるのか約定率を優先させるのかで、FBSでのトレードが向いているかどうかも異なってくるでしょう。
FBSの手数料 ポジション保有時のスワップポイント
FBSでポジションを保有するタイミングによってはスワップポイントが手数料として発生してしまう場合もあります。
スワップポイントとは通貨ペアごとの金利差のことであり、保有する通貨ペアとロング・ショートのどちらのポジションを保有したのかによっても付与されるのか支払うのかが異なるのです。
そのためポジションを保有している通貨ペアやポジションの取り方によって、スワップポイントが手数料として発生することがあります。
FBSでスワップポイントが発生する時間帯は、日本時間の7時(サマータイムは6時)です。
タイミングによってスワップレートも異なりますので、詳しくはFBSのトレーディング画面にてどれくらいのスワップポイントになるのかを確認しておくと良いでしょう。
FBSの手数料 入金手数料
日本居住者がFBSへの入金を行う場合には、クレジットカードまたはbitwalletにて入金処理を行なっていくことになります。
しかしFBSでは、クレジットカード入金の場合もbitwallet入金の場合も手数料は徴収していません。
そのためFBSへの入金で手数料が発生することはないでしょう。
FBSの手数料 出金手数料
入金と同様に日本居住者がFBSからの出金を行う場合には、クレジットカードまたはbitwalletでの出金となります。
そして出金手数料に関しては、クレジットカードもbitwalletも無料で行うことが可能です。
ただしbitwalletの場合にはFBSからbitwalletへの出金に手数料はかかりませんが、bitwalletからユーザーの口座へ送金する段階で手数料が発生する場合もあります。
特にbitwalletからの出金を行う場合に国内送金を利用するのであれば、824円ほどの送金手数料が発生するのです。
このようにFBS側の出金手数料は無料ですが、利用する出金方法によっては現金化や口座間移動などで手数料が発生することもありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
FBSの手数料を分かりやすく解説まとめ
今回は、FBSの手数料について分かりやすく解説していきました。
FBSでは取引に関する手数料として、取引手数料・スプレッドの2つがあり、ポジション保有の時間帯によってはスワップポイントも手数料となる場合があるようです。
また入出金手数料は基本的に無料となっていますが、出金方法として利用するサービスによっては別途で手数料が発生することもあります。
FBSの手数料をしっかり確認した上で、取引を始めるようにしましょう。