IS6FXは初心者向けを標榜する海外のFX業者です。
そんなIS6FXに興味があるものの、使い始める前にスプレッドの程度を知っておきたいという人も多いのではないでしょうか。
実際、スプレッドは海外FXにおける実質的な取引コストですから決して軽視できません。
そこで今回はIS6FXのスプレッドを一覧で比較して分かりやすく解説していきます。
IS6FXのスプレッド比較一覧を分かりやすく解説
IS6FXのスプレッド比較一覧の前提
IS6FXのスプレッドを比較するにあたって、一覧で紹介するのは正直なところ現実的ではありません。
そこで今回はあくまでも抜粋した銘柄を一覧で比較していきます。
また、スプレッドはそもそも時間帯によって変動するもの。
したがって、完全に実態に即した即したスプレッドを比較するのは不可能です。
そのため今回はIS6FXの提示する参考値を紹介していきます。
さらに、IS6FXには複数の口座タイプがあり、それぞれスプレッドも異なります。
紹介する側としてはスプレッドの狭い口座タイプを示したいところですが、そういった口座タイプは代わりにさまざまな制限があるものです。
そうした条件を無視して比較しても意味がありません。
そこでここでは標準的な口座タイプであるスタンダード口座を前提にスプレッドを比較していきます。
IS6FXのスプレッド比較一覧【メジャー通貨】
ひとくちにIS6FXといっても取扱銘柄は膨大な数にのぼります。
為替FXに絞ってもかなりの数です。
そこでまずはメジャー通貨と呼ばれる通貨ペアを取り上げてスプレッドを一覧で比較していきましょう。
メジャー通貨の分類もまた意見が分かれるところですが、ここではドル、ユーロ、ポンド、豪ドル、円建て、ドル建てを抜粋します。
・USD/JPY・・・1.6
・EUR/JPY・・・2.7
・GBP/JPY・・・2.9
・AUD/JPY・・・3.0
・EUR/USD・・・1.6
・GBP/USD・・・2.4
・AUD/USD・・・2.0
一見すると広めに見えるかもしれません。
ただ、スタンダードな口座タイプで比較すると他社とそう変わりありません。
メジャー通貨についてはIS6FXのスプレッドはごく一般的な水準といってよいでしょう。
IS6FXのスプレッド比較一覧【マイナー通貨】
続いてはIS6FXのマイナー通貨のスプレッドを一覧で比較してみましょう。
・ZAR/JPY・・・5.1
・USD/ZAR・・・49
・USD/TRY・・・140
・USD/MXN・・・270
正確にいえばメジャー通貨以外の通貨ペアはすべてマイナー通貨と呼ばれます。
ただ、一般的にはその中でも高スワップの通貨ペアが暗にマイナー通貨と呼ばれがちです。
そこで今回はそれらのスプレッドを代表として比較しています。
IS6FXについてはそれらのマイナー通貨の取り扱いは少なめです。
クロス円では南アフリカランドのみ。
ドルストレートでもトルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランドくらいでしょうか。
変わったところとしてはシンガポールドルや香港ドルもありますが、少々一般的ではないので今回は省きます。
そして、スプレッドとしてはやや広めな印象もします。
絶対値が大きいので正確な比較は難しいのですが、マイナー通貨についてはIS6FXはやや苦手とするところかもしれません。
IS6FXのスプレッド比較一覧【貴金属】
IS6FXの貴金属銘柄のスプレッドは以下のとおりです。
・XAG/USD・・・2.9
・XAU/USD・・・3.4
IS6FXでトレードできる貴金属銘柄はシルバー(XAG)とゴールド(XAU)のみ。
したがって、これは紛うことなき一覧です。
なお、貴金属銘柄のシンボルは元素記号が由来です。
ゴールド(GOLD)なのでXAGが金と勘違いしがちですが、そちらはシルバー。
金の元素記号はAUです。 慣れていないと間違いやすいので注意しておきましょう。
IS6FXのスプレッド比較一覧【エネルギー】
IS6FXのエネルギー銘柄のスプレッドもまた一覧で比較可能です。
・BRENT・・・0.7
・WTI・・・0.7
取り扱いはブレント原油とWTI原油のみ。
いずれもIS6FX提示のスプレッド参考値は0.7です。
また、取扱銘柄数についても少なく見えるかもしれませんが、ごく一般的なラインナップです。
おそらく、他社でもドバイ原油が追加であるかどうかくらいでしょう。
ただ、個人的にはもうひとつ、IS6FXには天然ガスくらいは備えてほしかったところです。
IS6FXのスプレッド比較一覧【指数】
IS6FXの株価指数のスプレッドの一覧比較は以下のとおりです。
・DAX・・・37
・HK50・・・13
・JP225・・・9
・NASDAQ・・・28
・SP500・・・8.9
・UK100・・・40
・US30・・・27
抜群に多いということもありませんが、必要十分な銘柄を取り揃えています。
少なくとも、日経平均(JP225)とダウ平均(US30)にナスダック、S&P500は備えています。
株価指数銘柄はおそらくヘッジ目的で使う人が多い印象です。
そうであればスプレッドの値にも銘柄数にも不足を感じることはないでしょう。
IS6FXのスプレッド比較一覧【仮想通貨】
IS6FXは仮想通貨銘柄のラインナップはかなり充実しています。
こちらもFX同様に一覧で比較するのは困難と言わざるを得ません。
以下は抜粋です。
・ADA/JPY・・・24
・BCH/JPY・・・59
・BTC/JPY・・・3200
・BNB/JPY・・・185
・ETH/JPY・・・350
・LTC/JPY・・・29
・XRP/JPY・・・26
ここでは円建てを取り上げていますが、ドル建ても同程度に豊富です。
また、比較的メジャーなアルトコインを紹介していますが、それ以外も実際にはトレード可能です。
そして、スプレッドについてはそもそも仮想通貨対応のFX業者がIS6FX以外にはそう多くありません。
かといって、仮想通貨交換業者と比較するのは土俵が違いすぎます。
一概にはいえないところですが、仮想通貨交換業者の取引所形式と同程度か少し広いくらいと考えておけばよいのかなと思います。
なお、仮想通貨をトレードできる海外業者としてはFXGTが先駆けだったかと思います。
仮想通貨メインで考えている人は、数少ない選択肢としてそちらの口座も併用しておくことをおすすめします。
IS6FXのスプレッド比較一覧を分かりやすく解説 まとめ
IS6FXのスプレッドを比較してきました。
さすがに本当に一覧でとはいきませんが、全体の傾向は掴めたのではないでしょうか。
総じて、IS6FXのスプレッドはスタンダード口座でいえば取り立てて狭いとはいえません。
ただ、かといって他社と比較して明確に劣っているわけでもなく、普通に使っていける水準です。
たしかにスプレッドは無視できないポイントですが、FXで重要なのはそれだけではありません。
IS6FXについても総合的に評価していくことをおすすめします。