海外FXのフルレバってなに?
各業者のフルレバはどのくらいなの?
ところでフルレバは危険と言われているけれど本当なの?
海外FXのフルレバのメリットについて知りたい。
あなたは今、このようにお考えですよね。
海外FXのフルレバでトレードしてハイリターンをめざすことはできますが、ハイレバに危険性はないのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは海外FXのフルレバについて詳しく解説していきましょう。
海外FXのフルレバを分かりやすく解説
海外FXのフルレバを解説していきます。
- 目次1.海外FXのフルレバとは?
- 目次2.フルレバレッジは危険なの?
- 目次3.フルレバのメリット
- 目次4.フルレバの注意点
海外FXのフルレバとは?
海外FXのフルレバとは、各業者における最大レバレッジをさしていて、以下の通りになります。
- GEMFOREX:最大レバレッジ1000倍
- BigBoss:最大1111倍
- XM:最大レバレッジ1000倍
- FBS:最大レバレッジ3000倍
- TradeView:最大レバレッジ500倍
- HFM(HotForex):最大レバレッジ1000倍
- TitanFX:最大レバレッジ500倍
- LANDFX:最大レバレッジ500倍
- iFOREX:最大レバレッジ400倍
- IS6FX:最大レバレッジ1000倍
- AXIORY:最大レバレッジ400倍
海外FXのフルレバは、400~3000倍と業者に応じて異なります。
一方、国内FXのフルレバは全業者共通で25倍ですが、日本のFX業者については金融庁によって最大レバレッジが定められています。
国内FXと比較してもわかるとおり、海外FXのフルレバは非常に大きいため、ハイリターンをめざすことができる一方、危険性もあることに注意しなければいけません。
海外FXのフルレバレッジは危険なの?
海外FXのフルレバは危険なのか、こちらについてみていきましょう。
海外FXのフルレバで負けてしまっても借金の危険性はない
まずフルレバという言葉から借金と連想する方は多く、海外FXのハイレバレッジ取引は危険というイメージが根付いてしまっているケースもめずらしくありません。
結論を言いますと、海外FXはトレードで負けてしまってもゼロカット制度を採用しているため、どんなに多額の損失を出してしまったとしても海外FX業者が借金を肩代わりするため、トレーダーが背負う心配はないのです。
むしろ借金リスクについては、追証制度を採用し、フルレバが最大25倍に制限されている国内FXのほうが高いと言えるでしょう。
借金リスクについての危険性はフルレバが問題なのではなく、ゼロカット制度の採用があるのかないのかで異なるため、国内FXよりも海外FXのほうが借金リスクに関する安全性は高いと言えます。
海外FXのフルレバの危険性はロスカットリスクが高まること
フルレバとハイレバレッジを混同させている方もいますが、フルレバは取引所の最大レバレッジであり、ハイレバッジは海外FXのように100倍を超えるレバレッジのことをさしているため、ふたつは明確に異なります。
むしろ海外FXのフルレバレッジの危険性は、借金ではなくロスカットリスクが高まることでしょう。
証拠金を担保にフルレバをかけることで、大きな金額でトレードできるため、レート変動によって含み益は大きくなる一方、不利な方向へレートが進むと含み損も大きくなり、ロスカットされやすくなります。
ロスカットされてしまうと、海外FX業者に証拠金を没収されてしまうという危険性はあると言えるでしょう。
海外FXのフルレバの危険性はギャンブルトレードにある
フルレバをギャンブルトレードだと考える方もいますが、それはフルレバに限らず、勘だけでトレードする行為をさしています。
海外FXでフルレバをかけてトレードすれば、いつか大勝できるかもしれないと、根拠のないトレードをすることをギャンブルトレードと言います。
偶然、フルレバで一攫千金できたとしても、ギャンブルトレードは海外FXで継続的な利益を狙うことは難しいと言え、これこそ危険性の高いトレードと言えるでしょう。
一方、海外FXでフルレバしても、トレードルールに沿ったトレードをすることは、ギャンブルトレードとは言いません。
すなわち海外FXのフルレバの危険性は、トレード方法にあると言えるでしょう。
海外FXのフルレバのメリット
海外FXのフルレバにおけるメリットは、レート変動で大きな利益を狙えることでしょう。
たとえばレバレッジなしの現物取引では、USD/JPYを1ドル=100円で買い、101円に上がった時点で売ると、1円の利益になります。
一方海外FXのGEMFOREXでフルレバ1000倍を適用すると、100円で買い、101円で売ると、利益は値上がりした1円に1000倍のレバレッジが適用されるため、1000円の利益になります。
フルレバにするほど1回のトレードで大きな利益を見込めることがメリットです。 海外FXのフルレバのメリットは、必要証拠金を抑えることにもつながります。
たとえば、USD/JPYのレートが1ドル=100円だった場合、1ロット(10万通貨)をトレードする場合の必要証拠金を、海外FXのGEMFOREXと国内FXのフルレバで比較してみましょう。
国内FXの必要証拠金は「100×100,000÷25」から40万円なのに対し、海外FXは「100×100,000÷1000」から1万円に抑えることができます。
海外FXのフルレバの注意事項
海外FXのフルレバにおけるふたつの注意事項についてみていきましょう。
注意事項1.海外FXのフルレバは多めに口座残高を準備したうえでトレードする
レバレッジ取引は、証拠金にレバレッジをかけた金額でトレードしますが、レバレッジをかけることに比例して含み損益も大きくなります。
海外FXのフルレバは、数百倍を超えるレバレッジをかけた金額でトレードするため、ほんの少し不利な方向へレートが変動しただけでロスカットされてしまうおそれがあります。
フルレバでは、レート変動に備えて、証拠金に大きな余力をもたせるよう、多めに口座残高を準備することでロスカットを回避できます。
注意事項2.海外FXのフルレバは不正トレードに抵触しないように取引する
海外FXにおける共通の禁止行為として、ゼロカットの悪用を目的とした、異なる口座をまたぐ両建てがあります。
両建てとは、レートが相反するロングとショートを同じタイミングで保有することをさし、トレード中は損益を0に抑えることができます。
ゼロカットは口座残高がマイナスにいたった場合、トレードの損失による借金返済を、取引所に肩代わりしてもらう救済制度をさします。
海外FXのフルレバで口座をまたいだ両建てすると、一方のポジションで大損失、もう片方では爆益が発生します。 ただし損失が発生してもゼロカットが執行されるため、大損失の口座はカバーしてもらえるだけでなく、爆益によって確実に大儲けできてしまいます。
フルレバであろうがなかろうが、ゼロカットを悪用した異なる口座をまたいだ両建ては禁止行為ですので絶対にやめましょう。
同じように、経済指標発表時や窓埋め相場など、レートが大きく変動し、利益が予測できるタイミング「だけ」を狙ったフルレバトレードも禁止されています。
海外FXではボーナスが提供されますが、ボーナスを悪用したトレードや複数アカウントを登録してボーナス不正受給を狙う行為も海外FXの禁止行為になります。
海外FXのフルレバを分かりやすく解説まとめ
海外FXのフルレバは、業者ごとに異なり最大400~3000倍でトレードできます。
フルレバのメリットは、必要証拠金を抑えながら、海外FXで大きな利益を狙えることでしょう。
一方フルレバの注意事項は、口座残高を多めに準備することや不正トレードに抵触しない方法でトレードすることです。
注意事項を守って行えば、フルレバレッジで大きな利益が期待できます。