IS6FXは初心者向けを標榜する海外のFX業者です。
そんなIS6FXは最大1,000倍のレバレッジ取引をできることが大きな特徴のひとつです。
ただ、そもそもレバレッジ取引がどういった取り引きなのかよく分からないという人も少なくないでしょう。
しかし率直にいって、その状態でIS6FXを使うのは賢明とはいえません。
そこで今回はIS6FXのレバレッジ取引について分かりやすく解説していきます。
IS6FXのレバレッジ取引を分かりやすく解説
IS6FXのレバレッジ取引とは
IS6FXのレバレッジ取引とは、一定の資金を担保(=証拠金)にすることで実資産以上の取り引きができる取引形態です。
たとえば、資金1万円で100倍のレバレッジ取引をした場合、100万円分の通貨ペアをトレードできます。
IS6FXのレバレッジ取引の最大倍率は1,000倍ですから、実際には1万円あれば1,000万円分の通貨ペアをトレード可能です。
そのレバレッジ取引で獲得した利益がどうなるかというと、そのまま自分のものです。
しかし一方で損失を出してしまうとその分は担保から差し引かれてしまいます。
つまり、損益が本来の実資産でのトレードのN倍になる取引形態と考えておけばだいたい間違いありません
IS6FXのレバレッジ取引のやり方
IS6FXでトレードできる通貨ペアはすべてレバレッジ取引の対象です。
一般的な株式投資や仮想通貨取引のように「現物」「レバレッジ取引」を区別する必要はありません。
また、とくに注文の際にレバレッジ取引の倍率を指定することもありません。
IS6FXのレバレッジ取引は自動で倍率が決まります。
たとえば、口座に1万円ある状態で100万円分の注文を入れれば自動的に100倍のレバレッジ取引とみなされます。
ただし、やり方が簡単なぶん、迂闊に注文すると意図せず高い倍率でのレバレッジ取引になりがちというデメリットもあります。
IS6FXでレバレッジ取引をする際には厳重なリスク管理をしておきましょう。
IS6FXのレバレッジ取引の危険性
IS6FXのレバレッジ取引は損益がN倍になる取引形態です。
それだけにリスクもそれなりにあります。
ただ、かといってそれで借金を作ってしまうような危険性はありません。
IS6FXのレバレッジ取引には、口座残高以上の損失をゼロにしてくれる「ゼロカット」と呼ばれるシステムがあるからです。
そのため、口座の証拠金が損失を賄うのに不足したとしても、不足分が借金になるようなことはありません。
IS6FXのレバレッジ取引はたしかに比較的危険性の高い取り引きです。
しかし、その危険性は口座の資金を一瞬で失う程度に限定されます。
よく言われるような、FXで借金を作ってしまったというような事態にはなりません。
ちなみに、国内FXのレバレッジ取引はゼロカットがないため、イメージ通り「FXで借金」はありえる事態です。
必ずしも国内FXのほうが危険とはいえませんが、こと借金のリスクについてはIS6FXのほうが間違いなく安全といえます。
IS6FXのレバレッジ取引と信用取引の違い
IS6FXのレバレッジ取引と信用取引は似て非なるものです。
信用取引とは、一般的に株式投資で使われる取引形態で、口座資金を担保にして3倍程度のレバレッジ取引ができるシステムです。
また、手元に株券がなくとも売りから入れる点もレバレッジ取引と同様です。
ここまでは外形上、IS6FXのレバレッジ取引とそう変わりません。
しかし、信用取引の場合、不足する資金や株券は実際にはどこかから(証券会社 or 他の投資家)借りてくることになります。
対して、IS6FXのレバレッジ取引では何かを借りるという行為は介在しません。
IS6FXのレバレッジ取引は厳密にいうと、決済差額だけをやり取りする「CFD」と呼ばれる取り引きです。
そのため、不足分の貸し借りといった行為は不要だからです。
なお、信用取引の場合、「借りている」ことから賃借料のようなコストが発生しますし、返済期限のようなものも存在します。
一方で、IS6FXのレバレッジ取引ではそういったコストや期限は一切ありません。
これはレバレッジ取引ならではの大きなメリットといえるでしょう。
ただし、IS6FXのレバレッジ取引には、ポジションを持ち続けるかぎり発生するスワップポイントが存在します。
スワップポイントはプラスの場合は利益になりますが、マイナスは支払いです。
たしかにレバレッジ取引に信用取引のような賃借料はないものの、状況次第で保有コストは生じるのでそこは注意しておきましょう。
IS6FXのレバレッジ取引の最大倍率
IS6FXは最大1,000倍のレバレッジ取引ができることが大きな特徴です。
しかし、これはスタンダードな口座タイプで一般的な通貨ペアをトレードした場合にかぎります。
たとえば、IS6FXはスプレッドの狭い口座タイプであるプロ口座がありますが、そちらの最大レバレッジは400倍です。
また、スタンダード口座であっても、エネルギーや貴金属、株価指数といった為替以外の商品のレバレッジは50倍や100倍程度にまで制限されます。
とはいえ、一般的な証券会社ではこうした銘柄のレバレッジ取引の倍率は3倍程度まで。
それにくらべればIS6FXのレバレッジ取引の倍率は文字どおり桁違いです。
多少の制限があっても十分に魅力的な取引条件といえるでしょう。
IS6FXのレバレッジ取引の制限
IS6FXのレバレッジ取引は銘柄や口座タイプのほか、口座残高によっても制限がかかることがあります。
たとえば、スタンダード口座の場合、以下のように残高に応じて最大倍率が低下していきます。
・2万ドル未満・・・1,000倍
・2万ドル～5万ドル・・・500倍
・5万ドル～10万ドル・・・200倍
・10万ドル以上・・・100倍
約230万円以上の資金になると最大倍率も半減します。
一方、このレバレッジ取引の制限はプロ口座には適用されず、残高とは無関係に400倍で固定です。
最大倍率と残高を気にせずトレードしたい人はそれだけでプロ口座でレバレッジ取引をする意味があるでしょう。
ただし、プロ口座はボーナス適用外というデメリットがあります。
手厚いボーナスもまたIS6FXの大きな魅力のひとつです。
そちらを活用したい人は安易にプロ口座を使わず、スタンダード口座を使いましょう。
IS6FXのレバレッジ取引を分かりやすく解説 まとめ
IS6FXのレバレッジ取引とは、口座残高(証拠金)を担保とすることで実資産以上のトレードをできるシステムです。
これによって少額の資金でも大きな利益を狙えることがレバレッジ取引の最大のメリットです。
一方、レバレッジ取引にはそれと同程度に損失も大きくなるというデメリットもあります。
しかし、その点、IS6FXは口座残高以上の損失を無しにしてくれるゼロカットを採用しているため、それで借金を作ってしまうようなことはありません。
総じて、IS6FXのレバレッジ取引はトレーダーにとって大きな魅力のある取引形態といって間違いないでしょう。
