最大1000倍のレバレッジトレードができるIS6FXで、これから両建てトレードにチャレンジしてみたいという人もいるでしょう。
売りと買いのポジションを同時に保有する両建てトレードなら、レバレッジの高いトレードでもリスクを下げてトレードできますよね。
しかし海外FXブローカーの中には、両建てトレード自体を禁止しているブローカーもあります。 そこで今回は、IS6FXは両建てトレードができるのかや両建てトレード向きのブローカーなのかを分かりやすく解説していきます。
IS6FXの両建てを分かりやすく解説
IS6FXは両建てトレードが認められているブローカー
IS6FXで両建てトレードを行うのであれば、まずはIS6FXが両建てトレードを認めているブローカーなのかどうかを確認していく必要があります。
実際にIS6FXの公式サイトを確認してみたところ、以下のような記載が見つかりました。
Q:両建ては行えますか?
A:同一口座内に限り、両建て取引を行って頂けます。同じ取引通貨ペアの売りポジションと買いポジションを同時に保有して頂けます。 しかし、複数口座、類似通貨ペアによる取引、システムの盲点をついた取引は禁止しており、様々な要因によって影響を受ける場合があることを予めご理解下さい。 スワップやスプレッドの拡大により損失が生じる場合がございます。
よってIS6FXでは、基本的に同一口座内であれば両建てトレードができるようになっています。
ただしIS6FXの公式サイトに記載されている通り、両建てトレードにおけるIS6FXの定めた禁止次項を行えば口座凍結や出金拒否など、何かしらのペナルティが与えられる可能性もあるでしょう。
IS6FXは両建てトレードは口座間・業者間の両建てトレードが禁止
IS6FXの両建て禁止次項として口座間・業者間の両建てトレードが禁止というものがあります。
まず口座間の両建てトレードについてですが、IS6FXでは1つのアカウントを開設すれば最大5つの口座を開設することが可能です。
しかしそれぞれ別口座を利用して売りポジションと買いポジションを同通貨で同じタイミングに立てるのは禁止されています。
たとえばIS6FXで1つめに開設したAという口座と2つめに開設したBという口座の2つの口座を1つのアカウントで運用していたとしましょう。
この場合にたとえばUSDJPYのポジションでA口座で1Lot買いポジションを持った時には、同じタイミングでB口座でUSDJPYの1Lot売りポジションを持つのは禁止されています。
IS6FXでは自動売買(EA)トレードを認めている口座タイプもありますが、EAによって口座間をまたいだ両建てトレードになってしまった場合でも、禁止行為を行なったとみなされるでしょう。
そして業者間の両建てトレードとは、IS6FXの口座と他のFXブローカーの口座をまたいで両建てトレードをする行為を指しています。
たとえばIS6FXで開設した口座と他の海外FXブローカーA社でも1つ口座を保有していたとしましょう。
この場合にたとえばUSDJPYのポジションでIS6FXの口座で1Lot買いポジションを持った時には、同じタイミングでA社口座でUSDJPYの1Lot売りポジションを持つのは禁止されています。
他の業者なら両建てトレードを行なってもバレないと考える人もいるかもしれませんが、同じトレーディングプラットフォームであるMT4を利用していればバレる可能性はかなり高くなるでしょう。
業者間の両建てトレードもEA操作であってもやはり禁止行為を行なったとみなされますので、異なる業者で同じ通貨ペアのトレードを行う場合も注意してください。
IS6FXは両建てトレードは類似通貨ペアを利用しての両建てトレードが禁止
IS6FXでは現在33種類の通貨ペアのトレードができるようになっていますが、中には同じような動きをする通貨ペアのレートというものも存在するものです。
たとえばUSDJPYとGBPJPYが同じようなレートの動きをしている場合に、USDJPYとGBPJPYで両建てトレードを行うのは禁止されています。
どのくらいの類似である場合に禁止という詳細な明記がIS6FX側にありませんが、類似していると判断される通貨ペアで両建てトレードを行うのはできるだけ避けた方がよいでしょう。
IS6FXは両建てトレード向きのブローカーなのかスプレッドから検証
IS6FXは禁止行為を除けば、1つの口座間で両建てトレードが楽しめるブローカーになっています。
しかし両建てトレードが許可されているブローカーでも、両建てトレードに向いているかどうかはわかりませんよね。
IS6FXが両建てトレードに向いているブローカーかどうかを調べるためのポイントとして、売値と買値の差額であるスプレッドをチェックする方法があります。
スプレッドが開きすぎているブローカーの場合、両建てトレードを行なっても利幅を大きくとらないと両建てにて利益が出しにくくなるのです。
ここではIS6FXの口座タイプごとの平均スプレッドをみていきましょう。
IS6FXマイクロ口座の平均スプレッド
- USDJPY...2.0pips
- EURUSD...1.9pips
- GBPUSD...3.1pips
- EURJPY...2.9pips
- GBPJPY...3.9pips
- EURGBP...2.5pips
IS6FXスタンダード口座の平均スプレッド
- USDJPY...1.6pips
- EURUSD...1.5pips
- GBPUSD...2.4pips
- EURJPY...2.3pips
- GBPJPY...3.1pips
- EURGBP...2.0pips
IS6FXプロ口座(現在停止中)の平均スプレッド
- USDJPY...0.8pips
- EURUSD...0.7pips
- GBPUSD...1.1pips
- EURJPY...1.1pips
- GBPJPY...1.5pips
- EURGBP...1.0pips
一番スプレッドが狭いのが現在停止中のプロ口座であり、一番スプレッドが広いのがマイクロ口座となっています。
マイクロ口座だと平均スプレッドが開きすぎているので、両建てトレードを行なっていくには難しい条件となるでしょう。
IS6FXのスタンダード口座もそれほどスプレッドの条件が良いブローカーだとはいえませんが、マイクロ口座と比較すれば両建てトレードがしやすい口座タイプだといえます。
IS6FXの両建てを分かりやすく解説まとめ
今回は、IS6FXは両建てトレードができるのかや両建てトレード向きのブローカーなのかを分かりやすく解説してきました。
IS6FXは1つの口座内であれば両建てトレードを許可している海外FXブローカーです。
ただし、口座間や業者間、類似通貨ペアを利用した両建てトレードは禁止されていますので、禁止行為を行わないように両建てトレードを行なっていきましょう。
また両建てトレードを行う際にはスプレッドやスワップなどのコスト面も考慮しながら行うと、より利益をだしやすくなりますよ。