海外FXの口座凍結の理由ってなに?
口座凍結の解除方法は、どのようにしたらいいの?
もし海外FXで口座凍結されてしまった場合、資金はどうなるの?
あなたは今、このようにお考えですよね。
ある日突然、海外FXにログインできなくなってしまったことがきっかけで口座凍結に気付く方も少なくないのではないでしょうか。
ここでは海外FXの口座凍結の理由と解除方法について詳しく解説していきましょう。
海外FXの口座凍結の理由と解除方法を分かりやすく解説
海外FXの口座凍結の理由と解除方法を、以下の流れで解説します。
- 目次1:海外FXの口座凍結の理由と解除方法 一定期間トレードをしなかったケース
- 目次2:不正トレードの疑いや発覚したケース
- 目次3:利用規約の違反が発覚したケース
海外FXの口座凍結の理由と解除方法 一定期間トレードをしなかったケース
XMの口座凍結と資金没収。
— speculator_CAT (@speculator_CAT) July 19, 2022
実際に自分が経験済みの例。
90日以上放置した500円以下の口座は
口座ごと無くなる。
口座維持費という観点で問題無い。
口座凍結を防ぐには
・トレード
・入金
・口座間資金振替
かと。
口座は確か8つまで作れる。
資金管理用としても複数あった方が個人的に良い印象。
海外FXの口座凍結の理由は、取引所で一定期間にわたりトレードをしなかったことがあげられます。
口座凍結までの期間は海外FXブローカーに応じて異なり、中にはトレードをしなくても入金だけで口座凍結を回避できる海外FXもあります。
たとえばXM・Gemforexともに口座残高が0円になった状態で、入金・取引をせずに90日間が経過すると口座凍結します。
口座凍結の条件は、入金だけでなく取引が必要なケースもあるなど、各ブローカーによって多少の違いはあります。
しかし基本的に海外FXの多くは、どこも同じようなプロセスや条件で口座凍結の措置が取られると考えておきましょう。
口座凍結の解除方法は、各ブローカーのサポートデスクへ口座凍結の解除依頼を行うことでしょう。
この際、口座開設時と同じく本人確認書類の再提出が求められるケースも多いですが、各ブローカーの指示にしたがってください。
一方、海外FXでは、入金・取引をせずに90日間が経過しても口座残高がある状態では、即座に口座凍結にはいたりません。
たとえばXMは休眠口座の措置がとられて毎月、Gemforexは3ヶ月ごとに、ブローカーが規定する口座維持手数料が徴収されていき、最終的に口座残高が底をつきると口座凍結に至ります。
多くの海外FXブローカーは同じようなプロセスで口座凍結に至ると考えておきましょう。
海外FXの口座凍結の理由と解除方法 不正トレードの疑いや発覚したケース
海外FXの口座凍結の理由は、ブローカーに不正トレードの疑いをかけられたとき、または不正トレードの発覚によるペナルティです。
不正トレードとして海外FXが禁止するトレードの代表として、複数口座の両建てがあげられるでしょう。
その理由として、海外FXはゼロカット制度を採用しており、口座単位で損失をリセットできるからです。
複数口座の両建てとは、たとえばひとつのブローカーで口座1と口座2を開設して、同じ通貨ペアで売り・買い注文をしてポジションを保有することをさします。
同じ通貨ペアの売りと買いの価格は相反関係にあるため、一方のポジションが含み損になると、もう一方では含み益になります。
含み損のポジションで損失が確定してもゼロカット制度によってリセットされ、含み益方向のポジションでは利益を伸ばすことができます。
ゼロカットが適用されることにより、複数口座の両建てはトレードする前からトレーダーが利益獲得できることがわかっているため、重大な不正トレードとみなされ口座凍結の措置が下されます。
「ボーナスアービトラージ」とはボーナスが付いた2つの口座で両建てをして、ほぼリスクなしで確実にボーナス分の利益を取るという裏ワザのような手法です。海外FXにおいての禁止トレード代表例です。何もしてないのに口座凍結されたという人はこの手法を疑われているパターンが多いイメージです。
— ボンビー(Lv91) (@bonbii_FX) May 20, 2022
同一業者内での口座間をまたぐ両建てだけでなく、異なるブローカーや他人名義の口座をまたぐ両建ても同じことです。
またスキャルピングや自動売買トレードが禁止されている、これらのトレード条件を守らずに取引する行為なども、口座凍結の理由になるでしょう。
また実際に不正トレードをしたことが明確ではなく、その疑いがあるケースでも一時的に口座凍結にするブローカーも少なくありません。
口座凍結の解除方法は、不正が疑われているケースの場合、各海外FXブローカーのサポートデスクにその証拠を提示して誤解を解くことです。
不正トレードしたことに心当たりがなく口座凍結の理由がわからない場合も、ブローカーのサポートデスクへ問い合わせましょう。
ただし完全に不正トレードが発覚している場合は解除方法がないため、唯一の解決方法として他の海外FXブローカーを利用するしか方法はありません。
海外FXブローカーごとに不正トレードの基準は異なりますが、複数口座の両建てだけは多くのブローカーが禁止する行為ですので、絶対にやめましょう。
ただしたとえ不正があったとしても、入金額については戻ってくるケースがほとんどですが、利益は没収となります。
海外FXの口座凍結の理由と解除方法 利用規約の違反が発覚したケース
最近is6の口座凍結と出金拒否が話題になっているが、元々is6fxは取引不成立が多過ぎたので不信感しかなく初回ボーナスが付与されて以降は入金してない。
— Trend-liner (@trend_liner) August 14, 2022
どの海外FX業者も利益を出し過ぎると出金申請する時難癖つけて出金拒否にしてくると思った方が良い。
入金分は返してくれるかもしれないけど。
海外FXの口座凍結の理由として、利用規約の違反が発覚したケースもあげられます。
利用規約の違反の代表的なこととして、海外FXの目玉でもあるボーナスの不正受給があげられるでしょう。
海外FXは口座開設や入金により、受け取ったボーナスをトレードの証拠金として利用でき、1人あたり1アカウント・1ボーナスを受け取ることができます。
複数アカウントを登録し各アカウントでボーナスを受け取る行為は、違反とみなされてしまい、ペナルティとして口座凍結の措置がとられます。
他人名義の口座を開設しトレードをした場合、たとえ名義人に許可を取っていたとしても、海外FXの利用規約の違反とみなされます。
各業者の利用規約は異なりますが、ボーナスの不正受給については海外FXブローカー共通の違反行為であり、解除方法もないため絶対にやめましょう。
海外FXの口座凍結の理由と解除方法を分かりやすく解説まとめ
海外FXの口座凍結の理由と解決方法を解説しました。
一定期間、入金やトレードしないという理由で口座凍結されてしまった場合の解除方法は、ブローカーのサポートデスクへ解除依頼を行いましょう。
もうひとつの理由として不正トレードや利用規約の違反があった場合は、残念ながら口座凍結の解除方法はありません。
口座凍結の理由に応じて解除できるのかは異なると考えておきましょう。